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私の愛するミニカメラ

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2013.10.13
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カテゴリ:カメラ
こんにちは~!
ご無沙汰しました。

日中は暑さも続いていますが、朝夕は毛布が恋しくなる季節になりましたね。
一日の気温変化が激しいですから体調管理にお気を付けください。

さて、最近のデジタルカメラ、特にコンデジへの不満ヽ(`Д´)ノ
それは… 
デザインの貧相さです(;_;)

私は電子や機械には詳しくありません。
従って中身のデザインはよくわかりません。すみません。
あくまで外目にあるボディデザインです。

家電量販店にてふらっと立ち寄るカメラコーナー。
そこで「お!これはいいな!」と思うカメラに最近出会っていません。

大いに不満です。
その理由はこうです。 
何故フィルムカメラに似せるのか?

往年のフィルム時代の名機になぞらえたボディデザイン。
特に最近一緒になったリコーとペンタックス、そしてオリンパスに顕著ですよね。

私にはいかにも手抜き、いかにも安直に思えます。
カメラ好きの郷愁に頼った販売は、戦略というにはあまりにも幼稚です。

少子化、人口の減少が進む中、一部の限られた人間の郷愁だけに頼る。
企画や販売において、そこには何の新規性、努力、魅力を感じません。
こんな陳腐なデザインに地球の資源を使っているのかと思うと、腹が立ちます。

カシオのQV‐10(1995)でデジカメの一般への周知が広がりました。
一眼レフタイプではニコンD1(1999)で一眼レフユーザーにもようやく手に届くようになりました。
今年(2013)で約20年ほどの歴史を持つことになるわけです。
しかしこんなことではその行く末はあまり明るいように感じませんね~(>_<)

すでにスマホに優れたカメラ機能が搭載されています。
写真機にこだわらず写真を楽しむ人にはそのアプリの豊富さも手伝って、とても受けていますよね。

環境要因だけが原因ではなく、自らのアイデアの努力不足に真摯に向き合い、今一度製品開発の意欲を奮い立たせて欲しいものです。


これぞデジタルカメラとして、そして、魅力ある製品として、私が思い出深いのは、この機種です。

FUJIFINEPIX6800Z.jpg
富士finepix6800Z(2001)

従来のフィルムカメラ、その中でも特に代表されるライカは、135式のフィルムパトローネを収容し、巻き上げるという機能が生み出したボディデザインでした。つまりそこには無駄な物がないわけです。余分な遊びがないわけです。手の中にはぎっしりと機能美が溢れています。ニコンSP(1957)のファインダーデザインはその極致だと思います。

私が好きな6800ZはファインダーやAF測距窓を曲線で縁取り、顔にも見立てられる独特の縦型ボディはフィルムカメラではないことがすぐにわかります。
フィルムカメラを脱する可能性を持った機種としても意味を持っている(いた)と思います。

富士が何故このデザインを継続しなかったのか、理由はわかりません。
本当に惜しいことだと思います。
新しいステージの可能性が消えたわけです。

FUJIFINEPIX6800Z その2.jpg

現在の富士は往年のレンジファインダー機を連想させるボディデザインとレンズを展開していますが、なかなか私には食指が動きませんね~
「あなたが欲しいのはライカみたいなカメラでしょ」
そんな販売側が舌を出している姿が見え見えだからです。ユーザーをなめるなって感じです。

私はライカM9などライカ自身が進化させたデジタルのレンジファインダー機は欲しいです。
24×36という135のフォーマットがフィルムからデジタルに変化しただけであり、往年のシステムもそのまま使えるからです。
ある意味、M3のボディデザインからほとんど変わらないのも、実際にカメラは手で握って使う道具であることを考えれば、好感が持てます。
変えなくても良いものをライカは知っているのだと思います。

しかし、そのライカの呪縛からいまだに逃れられず、ライカを模したシステム展開をする日本メーカーのライカもどきを使いたいとは思えないですね。
あぁ、情けない…

「デジタル写真を撮る道具」として、フィルムカメラとは全く違う魅力を持ったデザインのカメラが出てきて欲しいですね!

ではまた~!

FUJIFINEPIX6800ZとCANONIXY3.jpg
●私の愛する富士Finepix6800ZとキヤノンIXY3






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Last updated  2013.10.13 20:55:34
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