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カテゴリ:クラシック輸入盤
<Cello Classics>
CC 1901(DVD-Video) \3380 バーナード・グリーンハウス・アット・ウィグモア・ホール ―― イントロダクション/6人のチェリストのマスタークラス/ラルフ・カーシュ バウムによるグリーンハウスへのインタビュー バーナード・グリーンハウス(チェロ)、ン・ペイ=ジェエ(チェロ)、 ミナト・リオンズ(チェロ)、ナサニエル・ボイド(チェロ)、 リチャード・ハーウッド(チェロ)、 ジャン=フィリップ・トゥパ(チェロ)、ルイザ・タック(チェロ) パブロ・カザルスの一番弟子にして、エマニュエル・フォイアマンの下でも研 鑽を積むなどチェロ界の巨星たちから直伝を受けたバーナード・グリーンハウ ス。ボザール・トリオのオリジナル・メンバーとして世界中で活躍したグリー ンハウスも2005年で早くも90歳を数えた。 このグリーハウスの卒寿を祝って2005年2月2日にチェロ・ソサイエティ・オブ ・ロンドンとウィグモア・ホールの共同企画として開催されたマスタークラス の様子を完全収録した一大ドキュメント。 マスタークラスに参加した6人のチェリストは全員が20代という若手アーティ ストながら、既にプロとして活躍している実力者たち。映像を通して若きチェ リストたちの音楽が瞬く間に変化して行く様子が見て取れるが、それだけグリ ーンハウスの音と言葉に重みがあるという証拠だろう。 ちなみにラルフ・カーシュバウムによるグリーンハウスのインタビューは約 34分に渡っており、マスタークラスを合わせると全編の収録時間はなんと 3時間50分!このDVDはグリーンハウスが自らの経験と音楽を次世代のアーティ ストたちに伝える偉大なるチェロの聖典である。(NTSC/All Regions) <Signum Classics> SIGCD 077 2枚組 \3250 シェイクスピア・グローブ座の世界 ―― CD-1「The Play's the Thing」/CD-2「Groundlings to Gods」 グローブ座のアーティストたち シェイクスピアの戯曲が数多く初演され、イギリスのエリザベス朝時代を代 表する劇場としてあまりに有名なグローブ座。 1997年にロンドンに再建された現在のグローブ座を舞台に活躍する俳優や音 楽家たちが、ピリオド楽器を用いて演奏したファンファーレ、舞曲や歌曲を 収録した注目のセット。 ハムレットの名台詞である「The Play's the Thing」をタイトルとしたCD-1 では、ロメオとジュリエットやリチャード2世で使用される作品やナレーショ ン、歌が加わった小品が5幕形式で構成。CD-2となる「Groundlings to Gods」 ではエリザベス朝時代、ジェームズ一世時代に演奏されていた器楽を用いた 世俗音楽が収められている。 実際にグローブ座の舞台上で演奏された貴重な録音も含まれており、グロー ブ座のファンやシェイクスピア・ファンだけでなく、古楽器関係者も要チェ ック! SIGCD 076 \2180 オルランド・デ・ラッスス(1532-1594): エレミアの哀歌/モテット《オリーヴ山の上で》/詠唱《主よ、われらを解 き放ちたまえ》/レクイエム(死者のためのミサ曲)/ モテット《見よ、人よ》 スティーブン・クレオベリー(指揮)、コレギウム・リーガル コレギウム・リーガルは、名門ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団の メンバーの精鋭14名で結成された男声ヴォーカル・アンサンブル。指揮者の クレオベリーはBBCシンガーズの主席指揮者やケンブリッジ・キングス・カレ ッジ合唱団の音楽監督を務めるなど、世界有数の合唱指揮者としての地位を 確立。オーケストラやピリオド・アンサンブルなどの指揮活動でも積極的な 活躍を見せている。 SIGCD 078(SACD-Hybrid) \2180 ジョヴィ・タルボット(1971-):奇跡の道 ナイジェル・ショート(指揮)、テネブレ イギリスの次世代を担う気鋭の作曲家ジョヴィ・タルボットの「奇跡の道 (Path of Miracles)」は、2005年に他界した父親ヴィンセント・タルボッ トに捧げるために作曲された新作である。約60分に及ぶこの合唱作品は4つの 楽章それぞれに「ロンセスバィエス」、「ブルゴス」、「レオン」、「サン ティアゴ」といったサンティアゴ巡礼の代表的な街道であるフランス・ルー トに因んだ地名が付けられている。 ナイジェル・ショートによりウェストミンスター大聖堂、ウェストミンスタ ー寺院、ケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団などのメンバーで2001年 に結成されたテネブレが、宗教的内容を持ちながら斬新なスタイルで書かれ たサンティアゴ大聖堂への道のりを描く。 SIGCD 079 \2180 賛美歌集 ―― And did those feet/For all the saints/ Dear Lord And Father Of Mankind/Jesus Christ Is Risen Today/We have a gospel to proclaim /Be thou my vision/O for a thousand tongues/Tell out, my soul/ 他 全25曲 ジョセフ・カレン(指揮)、ハダースフィールド合唱協会 1836年の結成から170年という歴史を持つハダースフィールド合唱協会が歌う イギリスで愛されている賛美歌の数々。 <Brana Records> BR 0001 \1780 ヴィラ=ロボス・ライヴ! ―― エイトル・ヴィラ=ロボス: ピアノ協奏曲第5番、ガリバルディがミサに行った、白色インディオの踊り、 ブラジル風バッハ第3番* カマルゴ・グァルニエリ:ブラジルの踊り フランシスコ・ミニョーネ:セレナータ・ユモリスティカ フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、 エイトル・ヴィラ=ロボス(指揮)、ウィーン交響楽団、 ルイジ・トフォロ(指揮)*、フィルハモニカ・トリエスティナ* ブラジル作品を中心に様々なレパートリーを駆使したフェリシア・ブルメン タールの音源の復刻を2002年より行っているヒストリカル・ファン注目のレ ーベル「Brana Records(ブラーナ・レコーズ)」の取り扱いを開始します! ブラジルとヨーロッパを主な活躍の場とした幻の女流ピアニストとして知ら れているフェリシア・ブルメンタール。ちなみにジャケットにはブルメンタ ールの夫が描いた絵画が使用されているなどブルメンタール夫婦の共同作業 である。 フェリシア・ブルメンタールはポーランドのワルシャワに生まれ、第2次世界 大戦の戦禍から逃れるためブラジルへ移住。1954年にヨーロッパへ戻った後 は1991年に没するまでモーツァルトやベートーヴェン、ショパンといった王 道からヴィラ=ロボスなどの珍しいレパートリーを披露し続けるなど、現在 では幻の女流ピアニストとしてその名を知られている。 ブラーナ・レコーズのリリース第1弾となったこの「ヴィラ=ロボス・ライ ヴ!」では1995年5月25日に作曲者の指揮でウィーン・ムジークフェライン ・ザールで行われたライヴ録音を収録。 BR 0027 \1780 プラハへの途中 ―― レオポルト・コジェルフ(1747-1818):ピアノ協奏曲ニ長調 W・A・モーツァルト:ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467 フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、 レオポルド・ハーガー(指揮)、 ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、 アルベルト・ゼッダ(指揮)*、プラハ新室内管弦楽団* 天才モーツァルトと、その同時代にプラハで活躍していたボヘミアの作曲家 コジェルフの協奏曲をカップリング。 ブルメンタールはブラジルのレパートリーの時とは打って変わり、正統派的 なアプローチによる演奏を聴かせてくれている。レパートリーの豊富な種類 だけでなく、こうした演奏スタイルの対比も今日まで続くブルメンタール人 気の要因なのだろう。 コジェルフは1970年、モーツァルトは1968年の録音。 BR 0002 \1780 ヘケル・タヴァレス(1896-1969): ピアノと管弦楽のための《ブラジルの様式による協奏曲》第2番Op.105 I・アルベニス:スペイン狂詩曲Op.70*、ピアノ協奏曲第1番Op.78+ フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、 アナトール・フィストラーリ(指揮)、ロンドン交響楽団、 ルイジ・トフォロ(指揮)*、フィルハモニカ・トリエスティナ*、 アルベルト・ゼッダ(指揮)+、トリノ交響楽団+ ヘケル・タヴァレスはその生涯で100曲以上の声楽作品を書き上げたブラジル の作曲家であり、その作品にはブラジルの民謡や舞曲の旋律が用いられてい る。「ブラジルの様式による協奏曲」は情緒豊かな雰囲気とブラジルの熱い 精神を併せ持った珍しい作品。カップリングのアルベニスも白熱の演奏を展 開している。しかもタヴァレスで指揮を振るアナトール・フィストラーリは、 マーラーの娘アンナの夫という話題満載の1枚! BR 0025 \1780 イタリアン・コレクションVol.1 ―― ジョヴァンニ・バティスタ・ヴィオッティ(1755-1824): ピアノ協奏曲ト短調 ジョヴァンニ・ベネデット・プラッティ(1692-1763): ピアノ協奏曲第1番ト長調*、同第2番ハ短調* フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、 アルベルト・ゼッダ(指揮)、トリノ交響楽団、 テオドール・グシュルバウアー(指揮)*、ザルツブルク交響楽団* ブルメンタールの持つレパートリーの驚異的な広さを証明する18世紀イタリ アの作曲家たちによるピアノ協奏曲集。ヴィオッティは高名なヴァイオリン 奏者として活躍し、作曲家としてはロマン派の手法をいち早く取り入れた音 楽家である。対してはプラッティは作曲、チェロ、フルート、オーボエ、チェ ンバロ奏者として様々な分野で才能を発揮した。 ヴィオッティは1967年の録音、プラッティは1968年の録音。 BR 0026 \1780 イタリアン・コレクションVol.2 ―― ヴィンチェンツォ・マンフレディーニ(1737-1799): ピアノ協奏曲変ロ長調 ジョヴァンニ・パイジェッロ(1740-1816):ピアノ協奏曲へ長調、同ハ長調 フェリシア・ブルメンタール(ピアノ)、 井上道義(指揮)、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、 アルベルト・ゼッダ(指揮)、トリノ交響楽団、 イェルク・ファーバー(指揮)、ヴュルテンベルク室内管弦楽団 共に同世代の作曲家でロシアでの活動経験を持つイタリアの作曲家マンフレ ディーニとパイジェッロの協奏曲をブルメンタールが取り上げたアルバム。 マンフレディーニの協奏曲で指揮を振っているのは若き日の井上道義である。 マンフレディーニは1972年の録音、パイジェッロは録音年月日不詳。 <Dal Segno> DSPRCD 013 \2180 マスター・オブ・ザ・ピアノ・ロール-偉大なる女流ピアニストVol.3 ―― J・S・バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 M・モシュコフスキ: ヴェネツィアの舟歌Op.41、愛のワルツOp.57-1、幻想曲集より C・グルック:メロディー Schutt: Lights & Shadows No.4 F・ショパン: スケルツォ第2番変ロ短調Op.31、夜想曲より、 ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調Op.35《葬送》 ファニー・ブルームフィールド=ツァイスラー(ピアノ) 好評マスター・オブ・ザ・ピアノ・ロールシリーズの女流演奏家シリーズ最新 作。ツァイスラーはオーストリア領シレジアに生まれ、多彩なレパートリーを 駆使してアメリカを中心に活躍したピアニスト。 DSPRCD 014 \2180 マスター・オブ・ザ・ピアノ・ロール-偉大なる女流ピアニストVol.4 ―― I・アルベニス(ゴドフスキー編):タンゴ F・メンデルスゾーン:春の歌イ長調Op.62-6 M・モシュコフスキ:ギターラOp.45-2 I・パデレフスキ:夜想曲変ロ長調Op.16-4 G・F・ヘンデル:ラルゴ Moret:Waltz No.1 A・ルビンシテイン:夜想曲ト長調Op.75-8 F・ショパン: 前奏曲第15番変ニ長調Op.28-15《雨だれ》、夜想曲嬰へ長調Op.15-2、 子守歌変ニ長調Op.57、練習曲第21番変ト長調Op.25-9《蝶々》、 同第5番変ト長調Op.10-5《黒鍵》 L・ゴットシャルク:ブラジル国歌による大幻想曲/他 全19曲 ギオマール・ノヴァエス(ピアノ) 女流演奏家のピアノ・ロールシリーズ4作目はブゾーニ門下でブラジルのピア ニストであるギオマール・ノヴァエス。ドビュッシーらを驚嘆させたテクニ ックによる演奏はどれも見事であるが、中でも特に面白いのはゴットシャルク の「ブラジル国歌による大幻想曲」だろう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/27 11:49:57 AM
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