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カテゴリ:クラシック輸入盤
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《カノンとジーグ》 パッヘルベル: カノンとジーグ ニ長調 チェンバロ組曲 ホ短調 アルビノーニ: 弦楽とオルガンのための アダージョ ト短調 ボッケリーニ: 弦楽四重奏曲 op.11 第5番ホ長調 ハイドン: 弦楽四重奏曲 ヘ長調 H.III No.17, Op.3 No.5 - ""セレナーデ"" コレッリ: 合奏協奏曲第8番ト短調Op.6-8「クリスマス(La notte di Natale)」 ヴィヴァルディ: フルート協奏曲ト短調R.439「夜」第2楽章 ルツェルン音楽祭弦楽合奏団 指揮:ルドルフ・バウムガルトナー イョラン・セルシェル(g) 佐藤江梨子, エドワード・ブリュワー, オルフェウス室内管弦楽団 オルフェウス室内管弦楽団 パトリック・ガロワ(fl) オルフェウス室内管弦楽団 734167(DVD-Video) \3350 マーラー:歌曲集 《さすらう若人の歌》(4曲) 《リュッケルト歌曲集》(5曲) 《子供の死の歌》(5曲) トーマス・ハンプソン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン 監督:ハンフリー・バートン 《子供の不思議な角笛》(12曲) ルチア・ポップ ヴァルトン・グローエンロース レナード・バーンスタイン指揮 イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 監督:ピーター・バトラー 《子供の死の歌》1988年10月 ムジークフェライン、ウィーン 《リュッケルト歌曲集 さすらう若人の歌》1990年2月 ムジークフェライン、 ウィーン 《子供の不思議な角笛》1984年5月 マン・オーディトリアム、イスラエル バーンスタインの指揮したマーラーの傑作歌曲集。 交響曲作家として強烈な印象を発するマーラーであるが、その源泉は歌曲に あったといっても過言ではない。歌曲作家であり、かつウィーンを舞台に活躍 したこともあって、マーラーはシューベルトの後継者とみなされることもあ る。彼の歌曲は、後に書かれる交響曲の中にも色濃く反映している。たとえば 《さすらう若人の歌》は交響曲第1番に、また《子供の不思議な角笛》は、交 響曲第2?4番に引用されているので、角笛交響曲とも呼ばれる(〈原光〉など は第2交響曲のきわめて重要な楽章となっている)。第5交響曲にもふとした瞬 間に、《子供の死の歌》のフレーズが挿入されている。それゆえに、この作曲 家のパースペクティヴを見渡すためには、歌曲は絶対に外すことはできないで あろう。 当DVDでは、ルチア・ポップやハンプソンらマーラーを得意とする歌手が、こ れらの歌曲集のベストな名唱を聴かせる。指揮はバーンスタイン。マーラーの 交響曲全集をCD、DVDでもリリースしているスペシャリストゆえ、作曲家と一 体となったかのような渾身の演奏を体験できる。 734313(DVD-Video) \3350 ザンドナイ: 歌劇「フランチェスカ・ダ・リミニ」 プラシド・ドミンゴ(パオロ) コーネル・マクニール(ジャンチオット) レナータ・スコット(フランチェスカ) ウィリアム・ルイス(マラテスティーノ) 演出:ピエトロ・ファッジオーニ 監督:ブライアン・ラージ メトロポリタン歌劇場管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン 収録:1984年4月 リッカルド・ザンドナイ(1883-1944)はイタリアの作曲家・指揮者。マスカ ーニに師事しプッチーニの後継者として活躍した。歌劇《コンチタ》で広く世 に認められ、《ジュリエッタとロメオ》など10作のオペラを書いている。後期 ロマン派風なスタイルで書かれ、1914年に初演された《フランチェスカ・ダ・ リミニ》はそれらの中で、最もすぐれたものと評され、この作曲家の代表作と なった。タイトルからもわかるように、チャイコフスキーの幻想曲と同様、ダ ンテの《神曲》地獄編第5歌にインスピレイションを受けたものである。 メトロポリタン歌劇場によって60年以上を経て新演出で蘇ったこの舞台は、マ スコミからもこぞって絶賛された。キャストも、レナータ・スコット、プラシ ド・ドミンゴ、コーネル・マクニールら高名な歌手がフューチャーされてい る。彼らは歌唱のみならず、演技にも定評があるので、人目をしのんで愛し合 う2人の主人公をはじめとする深刻なキャラクターたちを見事に演じている。 734328(DVD-Video) 2枚組 \6450 ワーグナー:楽劇「パルジファル」 ジークフリート・イエルザレム(パルジファル) エヴァ・ランドヴァ(クンドリー) ベルント・ヴァイクル(アンフォルタス) ハインツ・ゾーティン(グルネマンツ) レイフ・ロア(クリングゾル) マッティ・サルミネン(ティトゥレル) バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団 指揮:ホルスト・シュタイン 演出:ヴォルフガング・ワーグナー 監督:ブライアン・ラージ レヴァイン盤しかなかった《パルジファル》DVDに新たな映像が加わった。ホ ルスト・シュタイン指揮の名高いバイロイト音楽祭ライヴで、以前LDで出て いたもののDVD化である。ワーグナーの最後の楽劇であり、宗教的な厳粛・荘 厳さを持つ作品である。シュタインはバイロイトの常連で、1969年にこの音 楽祭にデビューしてから86年までの間に計138公演も指揮している。中でも 《パルジファル》は、デビューの年に指揮した楽劇であり、75年から81年ま では毎年担当、結果として39回も上演したまさしく自家薬篭中の作品。これ はシュタインがバイロイトで指揮した中でも最も多い指揮回数である。また、 演出は作曲家の直系ヴォルフガング・ワーグナー。この翌年1982年からはゲッ ツ・フリードリヒの演出に代わる(指揮はレヴァイン)ので、最後の公演が 収録されているというわけで、資料としても貴重である(89年からのヴォル フガング演出は改訂版)。歌手勢も、当時絶頂のイェルザレムをはじめ、常 連を集めた充実ぶりである。 734340(DVD-Video) 2枚組 \6450 ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」 ヴォルフガング・シュミット(ジークフリート) デボラ・ポラスキ(ブリュンヒルデ) エリック・ハーフヴァーソン(ハーゲン) ファルク・シュトゥルックマン(グンター) アンネ・シュヴァーネヴィルムス(グートルーネ) エッケハルト・ヴラシハ(アルベリヒ) ハンナ・シュヴァルツ(ヴァルトラウテ) 演出:アルフレート・キルヒナー バイロイト祝祭管弦楽団 指揮:ジェイムズ・レヴァイン 収録:1997年6月 DGレーベルではレヴァインの《ニーベルングの指環》は、既にメトロポリタ ン歌劇場でのオットー・シェンクとのプロダクションがDVD化されているが、 今回リリースされるのはバイロイト音楽祭での記録である。 1982年にバイロイト音楽祭にデビューしたレヴァインは、1998年まで、86、 87年を除いて毎年出演。《リング》は 1994年から5年間連続して指揮した (各16公演。但し《神々の黄昏》のみ15回)。この5年間の《リング》を演出 したのはアルフレート・キルヒナー。1997年の記録である当盤は、キルヒナ ーがバイロイトで遺した唯一のオペラ映像作品である。キャストにはヴォル フガング・シュミット、デボラ・ポラスキ、ファルク・シュトゥルックマン ら、ワーグナーのスペシャリストたちが集結。レヴァインは、作品の隅から 隅までを知り尽くした巧みな音楽を造形し、「ハンス・クナッパーツブッシュ とカール・ベーム以来、これほど絶賛された指揮者はいない」とまで讃えら れた公演である。 734350(DVD-Video) \3350 ドキュメンタリー/「リトル・ドラマーボーイ」 レナード・バーンスタインが語るグスタフ・マーラーについてのTVエッセイ 監督:ピーター・バトラー レナード・バーンスタイン グスタフ・マーラー(1860-1911)の生誕125年を記念し、1985年に制作され たテレビ・エッセイのDVD化。バーンスタイン自身が脚本を書き、イスラエル とウィーンで撮影、その後ロンドンで追加撮影されたものである。伝記的な シーンを挿みながら、番号付きの9つの交響曲と《大地の歌》、《子供の不思 議な角笛》歌曲集の音楽をフィーチュアし、マーラー作品のインスピレイショ ンの源を探ってゆく。 音源には17年にわたるバーンスタインの名演奏をふんだんに使用。オーケス トラはイスラエル・フィルやロンドン響、ウィーン・フィル。ソリストには ジャネット・ベイカーやクリスタ・ルートヴィヒ、エディト・マティス、ル チア・ポップ、ヴァルトン・グローエンロースらが登場する充実ぶりである。 734351(DVD-Video) 2枚組 \6450 マイスキー/チェロ協奏曲集 ハイドン: チェロ協奏曲第1番Hob.VIIb-1 チェロ協奏曲第2番Hob.VIIb-2 ヴァイオリン協奏曲ハ長調 [マイスキー編曲:チェロ版] ヴァイオリン協奏曲ト長調 [マイスキー編曲:チェロ版] ウィーン交響楽団 (監督:ブライアン・ラージ) シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 指揮:レナード・バーンスタイン (監督:ハンフリー・バートン) ミッシャ・マイスキー(vc) 先日逝去したロストロポーヴィチが遺した弟子は数多く、グートマン、ゲリ ンガスというロシアの優れたチェリストたちももちろん彼に師事している。 ミッシャ・マイスキーも同様であり、ロストロポーヴィチ亡き後、彼の後を 継ぐチェリストのひとりとして一層の期待を集めている。 このDVDは、2008年に60歳を迎えるマイスキーを祝ってのリリース。ハイド ンのチェロ協奏曲は86年のヨーロッパ室内管弦楽団とのライヴ、またシュー マンは85年のバーンスタインとのライヴ録音というように、ハイドン、シュ ーマンともにCDでリリースされているが、それらがDVD映像で観られるように なったのは嬉しい。映像ゆえに、マイスキーの美音と、深く掘り下げられる 歌の世界が、より臨場感を持って訴えてくる筈だ。また、フィンガリングや ボウイングなどもつぶさに観ることができ、さらにハイドンでは彼の弾き振 りも観られるので、チェロを演奏する方やファンにとっては特に興味深いだ ろう。 なお、今回はマイスキー自身の編曲によるハイドンのヴァイオリン協奏曲も 2曲収録されている。先のCDでも、ヴァイオリン協奏曲第4番Hob.VIIa-4のチェ ロ版が収録されていたが、今回はハ長調協奏曲も含まれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/05/30 02:04:59 PM
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