1135419 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

クラシック輸入盤・新譜情報 by グッディーズ

クラシック輸入盤・新譜情報 by グッディーズ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

goodies

goodies

Rakuten Card

2012/08/26
XML
カテゴリ:クラシック輸入盤
101582(DVD-Video) ¥5650
サシャ・ヴァルツ:「ケルパー(身体)」三部作より第1部「ケルパー」
ボーナス(スペシャル・フィーチャー):
バレエ・カンパニーへの導入(101507の分売品)
サシャ・ヴァルツとゲストたち/振付…サシャ・ヴァルツ
音楽…ハンス・ペーター・クーン
装置…トーマス・シェンク,ハイケ・シュッペリウス,サシャ・ヴァルツ
衣装…ベルント・スコジック
照明…ヴァレンタン・ガッレ,マルティン・ハウク
ベルリン シャウビューネ劇場 ライブ収録
パリ市立劇場公演 共同制作
映像…イェルウ・イェスヘル,ブリギッテ・クレーマー
収録時間:59分+30分(ボーナス)
字幕:独,英,仏,西(ボーナス部)
最近、日本でも大人気のコレオグラフィー、サシャ・ヴァルツの代表作である
(三部作)の第1部である「ケルパー」。解剖学的な見地に立った身体を追求する
という名目であるけれど、このダンスはもっと不可解であり、観る者たちの価
値観が根本的に覆されるかもしれないほどの深い意味を持ったもの。とりあえ
ず「身体」というものは、まず生命の起源であり、感情の泉であり、また生活
のための道具であるということを認識させてくれるでしょう。例えば、そのよ
うな重要な意味を持つ「身体」は単なる肉であること。背中や腹など至るとこ
ろの肉をつかまれ、身体を吊り下げられるダンサーたち。痛々しさと神々しさ、
そして確実にその内部の存在する骨と内臓・・・。そして、彼らは次にその内
臓の在処をペンで塗りたくり、その存在を露わにするのです。確かに解剖学的
見地かもしれませんが、ここにはもっと濃密で、確かなエロティシズムがあり、
そして爆発的なエネルギーもあります。ダンサーたちの身体が積みあがって出
来上がった記念碑は、単なる肉の塊でありながら、そこに強大なる意思が見え
てきます。

101631(DVD-Video) ¥5650
サン=サーンス:歌劇「サムソンとデリラ」全曲
3幕 フェルディナン・ルメール 台本
サムソン…ホセ・クーラ(テノール)
ダリラ…ユリア・ゲルセワ(メゾ・ソプラノ)
ダゴンの大司祭…シュテファン・シュトール(バリトン)
アビレメック…ルーカス・シュミット(バス)
老ヘブライ人…ウルリッヒ・シュナイダー(バス)
バーデン州立カールスルーエ歌劇場管弦楽団&合唱団
ヨッヘム・ホッホシュテンバッハ(指揮)
ホセ・クーラ(舞台演出・装置デザイン)/ゲルト・マイアー(照明)
2010年10月22/24日バーデン州立カールスルーエ歌劇場 ライブ収録
字幕:仏(オリジナル),英,独,西,伊,韓
旧約聖書「土師記」に登場する怪力男サムソンの物語。力と欲望、憎悪、聖な
る戦い。そして恐らくうわべだけの愛。第2幕で歌われる美しいアリア「私の心
はあなたの声に開く」も、恐らくデリラの本心ではないでしょう。しかしここ
に使われている音楽は果てしなく魅力的。あのフランツ・リストも心奪われた
歌劇です。名テノール、ホセ・クーラもこの作品をとりわけ愛しているようで、
この上演では、彼自身がサムソンを歌うだけでなく、舞台演出から装置デザイ
ンまでをも手掛けています。デリラ役のゲルセワは「エドガール」でクーラと
共演しているメゾ・ソプラノです。甘く深い声が魅力です。

101640(DVD-Video) ¥3450
ミュージック・イン・ジ・エア -テレビ放送におけるクラシック音楽の歴史
ライナー=E.モリッツによる映像
演奏: (出演)グレン・グールド/ヘルベルト・フォン・カラヤン
アンナ・ネトレプコ/レナード・バーンスタイン
イーゴリ・ストラヴィンスキー/アルトゥーロ・トスカニーニ
ピエール・ブーレーズ/ヨナス・カウフマン・・・他、多くの人々
収録時間:85分
字幕:英語(オリジナル),ドイツ語,フランス語,スペイン語,イタリア語
極めて初期のアーカイヴ画像であるトスカニーニやバーンスタインの画像、も
しくはストラヴィンスキーの「火の鳥」は貴重であると同時に、カメラがとら
えた「音楽」の一部の世界でもあります。ご家庭がコンサートホールになる一
瞬。テレビを見る喜び。これらを認識させる興味深い映像です。

101644(DVD-Video) ¥5650
ヴェルディ:歌劇「オテッロ」全曲
4幕 アッリーゴ・ボイト 台本、
シェークスピアによる戯曲「オセロー、またはヴェニスのムーア人」原作
オテッロ…ハンス・バイラー(T)/ヤーゴ…ウィリアム・ドゥーリー(Br)
デズデモーナ…レナータ・テバルディ(S)/カッシオ…マリオ・フェラーラ(T)
ロドリーゴ…カール=エルンスト・メルカー(T)
エミーリア…ジークリンデ・ヴァグナー(Ms)
ロドヴィーコ…イヴァン・サルディ(B)/モンターノ…ペッカ・サロマー(B)
伝令使…ハンス=ディートリッヒ・ポール(B)
ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団
ジュセッペ・パターネ(指揮)
ハンス=ペーター・レーマン(舞台演出)
ヴィルヘルム・ライキング(装置&衣装)
ヴァルター・ハーゲン=グロール(合唱指揮)
1962年ベルリン・ドイツ・オペラ ライブ収録/収録時間:155分
字幕:伊(オリジナル),独,英,仏,西
この映像では、デズデモーナ役のレナータ・テバルディに焦点が当てられてい
ます。彼女は1950年のロンドン、コヴェント・ガーデン王立歌劇場でこのデズ
デモーナを歌いましたが、これが大好評であり、その4年後のメトロポリタン
歌劇場でも同役を歌い、以降常連の出演者となりました。その後の彼女の活躍
はご存知の通りで、まさにマリア・カラスと人気を二分し、数々の名歌手との
共演や、数多くの録音を行い、指揮者トスカニーニからは「天使の声」と呼ば
れるなど、素晴しい活躍をしています。1961年5月にベルリンでコンサートを
開催し熱狂的に歓迎された彼女は、「また戻ってくること」を聴衆に約束。そ
して1962年8月に大勢の聴衆とSender Freies Berlin(SFB)のテレビカメラの前
で、この「オテッロ」を演じたのです。

101655(DVD-Video) ¥3450
クラシック音楽と冷戦 -German Democratic Republic
(GDR…ドイツ民主共和国=東ドイツ)の音楽家たち
(出演アーティスト、そして現代の証人たち)ヘルムート・シュミット/ペータ
ー・シュライアー/クルト・マズア/テオ・アダム/オトマール・スイトナー
/ヨッヘン・コヴァルスキ/クリスティーネ・ミーリッツ/ジークフリート・
マシューズ/ヴァルター・フェルゼンシュタイン 他
収録時間:52分/音声:ドイツ語/字幕:伊,英,仏,西,日
この映像は、東ドイツの文化を愛する「特権階級」の人々の姿と、抑圧された
東ベルリン労働者たちの姿を重ね合わせ、また、「音楽、演劇、スポーツでは
西ドイツを大きくリードした」とされていた文化面の綻びを抉り出すべく、多
くの人々の証言をつなぎ合わせることで、大きな問題を提起しています。

101660(DVD-Video) ¥5650
モンテヴェルディ:歌劇「ウリッセの帰還」 プロローグと3幕
日本語字幕あり
ジャーコモ・バドアーロ 台本、ホメロス「オデュッセイア」より 原作
ペネーロペ(ウリッセの妻)…ヴェッセリーナ・カサロヴァ(Ms)
メラント(ペネーロペの若い侍女)…マリン・ハルテリウス(S)
ミネルヴァ/アモーレI…イザベル・レイ(S)
フォルトゥーナ(運命)/ジュノーネ…マルティナ・ヤンコーヴァ(S)
エリクエア(乳母)…コルネリア・カリッシュ(Ms)
フマナ・フラジリタ(人間のはかなさ)/ウリッセ…ディートリッヒ・ヘンシェル(Br)
テレーマコ…ヨナス・カウフマン(T)
イーロス…ルドルフ・シャシング(T)
アンティノー…ラインハルト・マイール(B)
ピサンドロ…マーティン・ツァイセット(T)
エウメーテ…トーマス・モーア(T)
アンフィニーモ…マルティン・オーロ(C-T)
ネットゥーノ…パヴェル・ダニルク(B)
イル・テンポ(時)…ジュセッぺ・スコルシン(バス)
ジョーヴェ…アントン・シャリンガー(B-Br)
エウリーマコ…ボグスラフ・ビジンスキ(T)
チューリヒ歌劇場 ラ・シンティッラ管弦楽団
ニコラウス・アーノンクール(指揮)
クラウス=ミヒャエル・グルーバー(舞台演出)
ジル・アイヨー(装置デザイン)
エバ・デッセッカー(衣装デザイン)
ユルゲン・ホフマン(照明デザイン)
フェリックス・ブライザハ(映像監督)
2002年チューリヒ歌劇場 ライブ収録/収録時間:155分
字幕:伊(オリジナル),独,英,仏,西,日,韓
ウリッセとはオデュッセウスのイタリア名。ギリシア神話の英雄です。この役
にぴったりのヘンシェルの雄姿、貞淑な妻を演じるカサロヴァの見事な演技、
これらが、この古典の名作を見事なまでに造形しています。またシンプルで美
しい装置は、観る者の想像力をかき立てることはあっても、決して物語の理解
を阻むことはありません。なんといっても素晴らしいのがアーノンクールの音
楽作り。ピリオド楽器の繊細な響きを存分に生かしながらも、アーノンクール
らしい押しの強さも健在であり、ともすれば冗長になりがちなこの時代の歌劇
をぴりりと引き締めています。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012/08/26 11:33:40 AM
[クラシック輸入盤] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.