手術の思い出 1
友達のお子さんの手術が無事に終わったと連絡をもらいました。よかった、よかったー。様子を報告してくれたを見ていたら、昔の息子のことを思い出しました。------------------------------------------------------------------妊娠7か月の時に、エコーで赤ちゃんの左の腎臓が大きめなことがわかりました。「おしっこする直前は大きいこともあるけど、もしかしたらなにか病気があるかもしれないので、経過を見ていきましょう。」検診の度に、赤ちゃんの腎臓をはかりました。とても大きい場合は、妊娠中でも針を刺したりして胎児に治療をするようですが、そこまでではなく、かといって標準より大きい、だから、生んだ後で詳しい検査しましょう、という大きさを保ったまま、出産を迎えました。明け方4時くらいに産んで、30分ご対面すると、私は休憩。午前9時だっかな。だいたい同じ時刻に産んだ隣のベットのひとの赤ちゃんと同じく、うちの子も私のもとへ来ました。看護婦さんに「検査は大丈夫だったんでしょうか?」と聞いたけど、「後で確認しますが、ここにきているんだから、何もなかったんじゃないかしら?」と言われ、よかったーと一安心。時々、お風呂や検査で私のもとを離れたけど、隣の赤ちゃんと同じ行動だったので、心配はしませんでした。午後8時の面会終了間際、一度戻って寝てきた旦那と赤ちゃんが名残惜しくしているところに、「検査するので赤ちゃんかりますね~」と私の赤ちゃんは連れられて行き、、、、、もう戻ってこなかったので、旦那も帰りました。旦那が家についたかな、という頃、看護婦さんが私のところに来ました。「先生かお話があるので、旦那さんをよんでもらえますか?」「いま、帰ったばかりなんですけど」「ご両親揃ってお話をしたいので」なんだろう、なんだろう、なんだろう「落ち着いて聞いてくださいね」と始まった先生の話は、、、・検査をしたら、腎臓がとても腫れている。・さらに詳しい検査をしないとわからないが、腫れ続けると腎臓が破裂する恐れが ある。・小児腎臓を扱えるのは一番近くて埼玉の病院。破裂したら、救急車で埼玉の病院に運ぶのでお父さん(旦那)はいつも連絡がつ くようにしておいて。破裂する前に、埼玉で診てもらえないのですか? 埼玉の病院は順番待ちの状態。 緊急性がないとみてもらえない。緊急性があるかどうかを今からこの病院で調べます。破裂してから埼玉まで運ぶなんて、その間に死んだりしないのですか? 救急車で高速にのって1時間半。十分助かる時間です。こんなやりとりが繰り返され、そのたびに先生は静かに、図を書いたりやさしい言葉に置き換えたりして、丁寧に説明してくれました。午後11時に説明はおわりました。旦那と2人、ロビーにすわり、今後のことを考えようとしたけど、すぐには言葉がでません。それぞれの両親にこのことを報告すること、保険証が使えるように名前を早く決めよう、それを決めただけで、その日は終わりました。息子はNICUに入り、私の病室には戻ってきませんでした。------------------------------------------------------------------手術のことを書こうと思っていたのに、詳しく思い出し過ぎちゃった。続きを時々書くので、興味がある人は読んでください。お知らせ2月6,7日にスクラップブッキングの体験会を開きます。興味のある方は、カテゴリ「お知らせ 1月7日」の記事を御覧ください。6日(金)は定員になりました。7日(土)はあと4名です。