大山のケーブルカーに乗らないで歩く
ここ数年、GWのうち1日は山歩きをしている。いつもは海岸をランニングしてるのだが、GWは気候もいいので半日くらいかけて近場のハイキングコースというか、本格的ではない山を登るのだ。まぁ海岸ランだけだと飽きるしね。今年は丹沢大山に行ってみた。前回登ったのは娘が小学生のときだから6年ぶりくらいかな。クルマで伊勢原を経由して山の麓にとめて歩いた。大山にはケーブルカーがあって、麓から山の途中にある阿夫利神社 下社まではラクして行ける。が、しかしそれではトレーニングにもならないしお金もかかるから、きっちりと歩いて登ることにした。下社までは男坂と女坂という2つのルートがあり、登りはキツイほうの男坂から行くことにした。帰りに緩い女坂にしたのは、下りのほうが傾斜が急だと膝や腰にダメージが来るからである。しかし、この男坂がきつかった・・・。あれ、6年前も登ったけどこんなにきつかったっけ?確かほとんど休まずに下社まで行けた記憶があるのだけど、めちゃくちゃキツかった。少し登っては休み、少し登っては休み。GWの他の日に比べると涼しい日だったのに、あっという間に滝汗でシャツがぐっしょりだ。なんでこんなにきついんだろう?そういえば最近体力の衰えを感じるよなあ。大人になってからもずっとサッカーしたり、ランしたり身体を動かしているので分かるのだが、ここ2~3年は確実に体力が落ちている。以前の記憶を頼りにプランを立てちゃあダメだなもう。とはいっても、大山に入ったのは朝の8時前だし、今日はこのあと別に用事もないため、体力に合わせて休み休み行くことにした。下社に着いたときは、もう帰ろうかな?と思うほど疲れてしまったが、確か勾配がキツイのは最初のほうだけで、だんだん楽になるはずと思い直し山頂を目指すことにした。実際に下社から山頂までは、もちろんきつかったけれど最初に感じたほどの疲労感はなく、休みを適当に入れつつ1時間ほどで登り切った。最初に苦しかった理由はアップ不足かな?まあそういうことにしよう。途中で富士山の見えるビューポイントがあって、曇空ながら富士山がくっきりと見えたのは嬉しかったな。今日は見えないと思っていたので。実際、山頂にたどり着いたときは富士山はすでにガスってしまって姿が見えなくなってしまった。途中でもきれいに見えたのは早く来たご褒美だったかも。帰りは見晴台を通る尾根伝いのコースで下社まで降りて、そこからは女坂を下って行った。しかしこの女坂も結構な勾配があって降りるのは楽ではなかったな。足とかもうガクガクだったし。なるほどケーブルカーというのはキツイ箇所をショートカットするように上手いこと作っているのだな。今のところは乗らないけど、じーさんになったら乗ってしまいそうだ(笑)というわけで駐車場から山頂まで行って帰ってきて4時間くらいだったかな。へとへとに疲れ切ったというわけではないけれど、結構良い運動量だったように思う。5月中旬に草サッカー大会があって、ほぼ1日試合をやることになっているから、ちょうど良いトレーニングになったな~。