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夕方6時からの通夜の時間はさけ、7時前に伺った。 ひと段落したせいか、家の中ではお膳を前に談笑していた。
最後に見る大家さんは、やさしく和やかな顔でした。
「お疲れ様でした」
合掌
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訃報をしったのは昨日の3時頃、店のガラスに張り出された通夜を知らせる紙だった。 本日夕方通夜、明日の午後に告別式、そう書いてあった。
前日の夕方用事に来ていた奥さんから安定したと聞いたばかりだったので あまりにも突然の訃報に驚いている。朝刊のお悔やみ欄を見ると65歳だった。 若い、まだまだこれからだ。
大家さんは日本画をやっていて、県展でも特選を取るなどして公共施設にも数多く飾られていると聞いたことがある。 店にも数点の絵がかけてあり、見るたびに和まされていた。
毎月の散髪は大家さんにあたってもらっていた。 空いている時を見計らって飛び込む。 黙って座っても希望どうりのスタイルに仕上がっている。 今月から入院したので、最後の散髪は先月初めだったかな?
父が亡くなり来週で一周忌、その間知っている方たちが次々と召されていく。 その度になにか心にポッカリ穴が開いたみたいになる。
何歳で亡くなろうが、それがその人が生まれる時に決めた寿命という。 病気という名の寿命、事故という名の寿命。
ご冥福をお祈りしよう 合掌
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