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カテゴリ:キャラこいスポジム物語
ジムを選ぶ時、あなたは何を条件に選びますか?こんなジムは全体に選ばないでしょ。
1.マシンフロア-が狭く、おまけにマシンが少ない、しかも古い。 2.お風呂がない(シャワーのみ)、たまに熱湯シャワーや冷水シャワーになる。 3.ロッカールームが狭く、ロッカーの開閉もいまいち。 4.ドライヤーが2つしかない。 5.駐車場もすぐ満車になる。 6.コンバットのインストラクターはすぐ間違える。しかも新曲をやるのが遅い。 7.会員もインストラクターもおじさん、おばさんが多く、華やかさがない。 この条件を全て満たすにもかかわらず、僕がお気に入りにしているジムがある。 木曜日に行っている名古屋市植田店、バレーの臨時練習があってもジムに 行くことを優先しているほど。もちろん昨夜も雨にも負けず。。。 なぜだかわかりますか? それは1週間で一番笑うことができるから。最近、涙が出るくらい笑ったことありますか? そのジムには、ふたりの最高におもしろいオヤジがいるんです。 ひとりはそのジムに通い始めて15年、もうひとりは奥さんがそのジムの 元インストラクター。ふたりはいわゆる植田店の主(ぬし)。 その2人と知り合いになれたことで、多くの刺激を受けています。 50歳前後なのに鍛え上げられたボディーを持ち、とにかく漫才みたいな会話がおもしろい。 コンバットではインストラクター前の最前列。僕はそのとなりを陣取る。 ジムに行っている人ならわかると思うが最前列の人間を中心に常連の輪ができる。 そして孤独な人たちがその輪に入りたそうにしている。2人のオヤジは 会話の途中でそんな人たちに話をふって、みんなを輪に引き込んでしまう。 コミュニケーション能力の達人だ。 おかげでいっしょにいる僕もすっかり植田店では有名人になってしまった。 オヤジーズは相づちとツッコミが上手いので、自分が話すことが妙にうけて 爆笑をよぶ。俺って結構おもしろいヤツと勘違いしそうになる。 最近、ジムに通いを始めたばかりの人によく話しかけられるようになった。 もの凄く楽しそうに見えるらしい。 自分と同じ年齢(30歳前後)ぐらいだと思って話しかけてくるようだが、 もうすぐ38歳というと驚かれ、もうじき小学5年生になる息子がいるというと2度驚かれる。 その後は『どうしたら・・・』の質問ぜめにあう。とりあえず『継続は力なり。』と 答え、最後に『じゃあ、また来週!!』と言うとみんな笑顔でとても嬉しそうな顔になる。 これはオヤジーズと出会ったころに言われた言葉。 ジムに通う目的はさまざまだが、誰しも始めは孤独感があって、自分に甘くなりがちじゃないですか? 『じゃあ!また来週!!』という言葉は孤独感をはらいのけ、ジムに行く新しい目的ができたような気にさせる不思議な言葉だと思う。みんなイキイキとした顔になる。 そんなわけで、最近は休むに休めないといった感じ。休んだりすると翌週、 『どうしたの?病気?』など何人にも聞かれて、同じ話を何度でもしないと いけなくなるから。自分のことを気にしてくれる人がたくさんいるということは、 まぁ~、それはそれで嬉しかったりするんだけどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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