全て
| カテゴリ未分類
| インテリア デザイン家具
| 小物
| ボロボロが好きなのです。 家編
| その他
| たまに農業
| エキストリーム
カテゴリ:インテリア デザイン家具
↓天乾してるやつ。(BWでないよ)
↓BWの板。いつもここからスタート。 ブラックウォルナット(BW) BWと言ってもやはり生き物なので、千差万別である。色、節、杢、白太、目の細かさ等、それに産地・・・ 特に最近は現地挽き、飛騨挽き、中国挽きなども気にして購入しているが、やはり厄介なのが中国挽き。 木ってのは家具に使うまでに、製材して乾燥させてから通常は使う。だいたい製材乾燥含めての「~挽き」。 で、製材の仕方は置いといて、乾燥が問題。現在は人工乾燥(乾燥室に1ヶ月くらい)をかけてから、天然乾燥(桟木を入れて屋根下に野積み)を1年以上して(通常もっと時間をかける)やっと製作・使用できる。 実は乾燥室と言ってもスチームをかけての乾燥だったりする訳で、この「スチーム」ってのがくせ者。木には白太・赤太ってのがあって、ようは白太ってのは皮に近い部分。赤太ってのは中心の方で細胞がミッチリ詰まった良い部分。これは概ねすべての木に当てはまる。 BWの白太ってのは文字通り白くて、家具には使わない部分。そもそも「ブラック~」って言う訳だし、全部白かったら意味ねえし。 で、この「スチーム」ってのは黒いのが売りのBWに施すと、白太の部分も黒っぽく変色させてしまう訳だ。 現地挽きは経験上、使用できるし輸入業者に聞ける。「どう?」ってね。 飛騨挽きに関しては挽いた本人に聞けば良いし、心配なら挽く時に立ち会えば良い。 中国挽きってのは、往々にして(全部が全部ってことではないし、ましてや「中国だから・・・」とも考えてない)「スチーム」をガッツリかけて、木口(切ってある部分)を緑とかの割れ止めをドップリ塗り込んで全くわからん状態で売っている。 一度あったのは、白太部分だけのこの仕込みを買ってしまったこともあった。まさに安もの買いの銭失い。。 ま、買う時にカンナ持って行って削りゃいんだけどね。。 で結果、批判を書きたいんじゃなくて、「BWって結構大変だよ!!」って話。 そういえばBW家具を売ってるところで「このBWって木は、堅いんですよー」と言ってる人がいるけど、そんな堅くないよ。 なに基準かしらんけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.29 21:10:49
[インテリア デザイン家具] カテゴリの最新記事
|