夜鳴き爺(閉店)野毛こうじで気になる看板があった。比較的最近出来たと思われる店で、 店名は「夜鳴き爺」。 さらに気になるのは「めしBar」と書いてあること。 つまりはダイニング・バーなのだろうが。 2階への階段を上がる。 カウンター11席。 ボックス席には10人程度座れるだろうか。 ずっしりとしたカウンターに座り心地の良い椅子。 聞けば蓬莱町にある「Trilogy」(ワインバー) の設計をされた方の手によるものとのこと。 そういえば雰囲気が似ている。 しっとりとした大人の空間でありながら温かみのある雰囲気。 「Trilogy」は元町のブラッスリー・ティーズの福山シェフ の紹介で遊びに行った。素敵なお店だ。 この話ですっかり盛り上がってしまった。 野毛生まれで大岡川に落ちた経験もあるという 「夜鳴き爺」ことマスターは、 年齢当てクイズに出られそうなほど年齢を感じさせない人だ。 とても気さくで色んなことを教えてくれる。 先日もやし焼そばのことを書いた野毛桜通りの「新雅」での、 マスターのお勧めは巻き揚げだという。 耳寄り情報。 一方、ママは落ち着いた印象。 だが、お話させて頂くうちに大変お酒が好きな方だと判明した。 メニューは「めしBar」とうたうだけあって豊富。 パスタや焼飯もあり、お腹が空いていても ここでお腹を満たしてから、ゆっくりと飲むことが出来る。 本日のお通しはきのこのマリネ。 お勧めに従って、「なかむら穣」を頂く。 「なかむら穣」は鹿児島県国分市の芋焼酎。 つまみに、ほうれん草とベーコンの炒めものと おからを頂く。 食べ物は目も楽しませてくれる。 色合いが美しいばかりでなく美味。 昨年(2003年)11月に開業したばかり。 平日は夜中の3時頃まで営業。 土日は12時まで。 競馬のある日は昼から店を開けているという。 定休日は月曜日。 (2004.5.15閉店) |