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ゴーヤ泡盛の野毛日記

ゴーヤ泡盛の野毛日記

ことぶき**(閉店)

店に入ろうとすると、この天気で戸がきしんで開かない。
横引きの扉のはずだが、としばし格闘。
見かねて親父さんが開けてくれた。
後で聞くと、脇にも扉があって常連はこちらから入るそうだ。

カウンター11席のみ。
夕方6時から12時まで。
日曜・祭日休み。

メニューがないので、まず頼み方を聞いてみた。
カウンターに並ぶ食材で出来るもの、
もしくは言ってくれれば出来るだけ対応するという。
馴染みの客はおおよそこれくらいという目安を決めて、
適当に作るのだそうだ。

それではおまかせでと頼んでみた。
まずは大豆の煮物。味は醤油味だ。
これをおろしたての生姜で食べる。
シンプルなのにおいしい。
酒は立山を頂いた。
豆をつまみながら親父さんの動きを見るともなしに見ている。
目の前で作っているのは刺身の盛り合わせ。
養殖ものは使わないというこだわり。
養殖ものは何を食べても一緒と語る。
蛸、烏賊、甘海老、シメサバ、まぐろ。

電話が入り、予約のお客さん用にくじらを注文している。
頼まれればふぐ、うなぎ、あんこう、すっぽん、となんでもござれだ。

続いて出てきたおくらとなめこの合わせも美味。
大根にみつばのあんかけも出汁の味がきいている。
初めてだから食材そのものの味、出汁の味を
それぞれ味わってもらいたかったと言う。
その心遣いもうれしい。

2階は座敷。24人ぐらい入れるそうだ。
宴会は¥5,000.-で5~6品を出し、飲み代はプラス¥1,000.-ぐらい。
食べないメンバーだと込み込みで¥5,500.-ぐらい。
これからの季節は鍋だろうか。

この日は立山を3杯頂き、締めて¥4,500.-也。
(2004.10.)


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