ゴーヤ泡盛の野毛日記

[野毛] カテゴリの記事

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• 天元

  「天元」は焼肉「大衆」の向いに位置する天ぷら屋。テーブル３席、座敷３卓。20人ほど入れるだろうか。入口に近い席につくと熱いお茶が出て来る。天丼￥800を頂くことにする。上天丼は￥1300、松天丼￥1800、えび天丼￥1300、いか天丼￥1400、かきあげ丼は￥1000だ。定食は￥1300～。うなぎもあり、蒲焼きは￥1400、うな丼￥1600、うな丼の上￥3000。酒の肴は枝豆、冷や奴、もずく、玉子とうふ各￥300。酢の物￥600、山かけ￥700など。飲み物はビール￥500、酒￥350、レモンハイ￥400、烏龍茶￥200など。天丼にはえびが３尾、白身魚、ピーマン。ご飯は丼にぎっしり。タレがご飯によくしみている。小皿に盛られたお新香。おすまし付きである。満腹になって思わずのけ反る。それでもおすましをお代わりしたいと思った。

  2005年01月21日

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• 

  SOGETSU

  「SOGETSU」は日の出駅をフライの店「ひのでや」側に渡り川に向かって歩くと左手にあるバーだ。カウンター８席。奥にボックス席がある。店内には所狭しと並んだボトル。ステンドグラスの傘をかぶったライトが柔らかく店内を映し出す。WILSON&MORGAN_BARREL_SELECTION、91年のカリラを頂く。この店にメニューはない。以前は書いていたそうだが途中からやめたそうだ。フードも用意しているとのことなので、マスターに確認することをすすめる。せっかくのシングルモルトを味わうのに舌が鈍るのが口惜しくて、つまみを出してはもらったが手はつけなかった。それはそれで心残りで、次に来る時は早い時間を選んでビールでも頼もうかと考える。同じ空間と時間を共有する者同士の和やかさが居心地の良さを加速する。一杯のつもりが少し弱気にハイボールを頼んでしまった。締めて￥2300。

  2005年01月18日

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• EMOTION

  「EMOTION」は都橋商店街の１階にあるスナック。赤い扉とネオンサインが目印だ。この特徴ある店のデザインがずっと気になっていた。ある日、今日こそ行こうと店の前まで行くと休み。マスターが病気だという貼紙が出ていた。それからどれくらい経ったろうか。今年に入って店に明かりが灯るようになり、ついに復活かと足を運ぶことにした。赤い扉を開けるとＬ字のカウンター。内装はブラウン。スツールの座面は緑。落ち着いた印象だ。天井が高く窓からは大岡川が見える。開口部が広く気持ちがいい。ママもこの店の中を見せてもらった時にひとめで気に入ったという。これまでバー「EMOTION」を営業していたマスターは病気療養で店を手放したそうだ。スナック「EMOTION」は今年の１月５日にオープン。ママが一人で切り盛りする。カウンターに５人でいっぱいか。ママの背面にはずらりとボトルが並んでいるが、カクテルは作れないという。メイカーズマークをロックで頂く。きんぴらとイカの沖漬けを肴に、川を眺めて過ごした。締めて￥1500。５時から11時まで営業。日曜定休日。

  2005年01月17日

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• 年明け２週間を振り返る

  ここのところ風邪なのか花粉症なのか気管支喘息なのかわからない症状に悩まされている。悩まないのは野毛で飲むこと。年が明けてからの野毛率が低いのではないかとの指摘を受け、そうだろうかとこの２週間を振り返ってみる。--------------------------------●ホッピー仙人（都橋）：言わずと知れたホッピー専門店。今年もお世話になるだろう。●かんろ：年明けちゃったそばは美味かった。中央通りのカウンターのみの居酒屋。●ＫＯＮＩＳＨＩ：なかどおりのスタイリッシュなバー。店内の絵がインパクトあって好きだ。●新京：野毛小路の価格破壊な居酒屋。値段なりの味でないところがすごい。●みつ徳：中央通りの家庭的な居酒屋。ここのおからコロッケが好きだ。●バラ荘：時間の流れがゆるやかな癒し系バー。●盛園（都橋）：何気なく出てくる料理があなどれないスナック。●清し乃（都橋）：何はなくともママのキャラ。お客さんとの掛け合いが楽しい食事処。●お秀：日の出町駅に近い老舗の居酒屋。レトロな空気に包まれて飲む日本酒はたまらない。●ＳＯＧＥＴＳＵ：日の出町駅に近いバー。グリーンのライトに映し出されるファサードもお洒落。●はる美（都橋）：週末のみ営業の４人のママがいるカフェ。---------------------------------まずまず行けているだろうか。それでももっと顔を出したい店があるのだ。体はひとつしかない。困ったものである。

  2005年01月14日

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• いろは

  「いろは」は、ウインズの隣りの吉野家と軒を同じくしているラーメン屋だ。吉野家から路地に入るので京浜急行線日の出町駅側から来ると少しわかりにくい。カウンターのみで、６人でいっぱいになってしまう。以前はアルコールも置いていたらしいが、建て替えてスペースがなくなり、今は出していないのだそうだ。それでも常連さんは持ち込みで来るという。「近くに売っているところがあってね、そこから買って来るのよ」と女将さんが昔の常連さんらしき男性に話している。「店は新しくなってもラーメンの味は変わらないなあ」と笑顔を向ける。ラーメンは￥350.-。チャーシュー麺が￥500.-。一番高いメニューがワンタンチャーシュー麺で、それでも￥650.-である。ストレート麺に少量のシナチクとチャーシューが１枚。シンプルで全体にやや辛め。やはりビールを持ち込みか。おつまみにしたいラーメンだ。以前吉野町に「あろは」というラーメン屋があった。丸に「あ」の字の入ったロゴが気になって気になって仕方なく、ある日訪ねたのだ。店内にはアロハシャツのディスプレイ。聞けばアロハ好きだという店長。アロハシャツを着て入店するとラーメンが￥50.-引きになる店だった。「あろは」の次は「いろは」か？

  2005年01月12日

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• 大鵬

  「大鵬」は宮川小路にある大衆酒場だ。カウンター６席、テーブル３席、奥には座敷が見える。厨房に男性二人、フロアに女性一人。カウンターの端に座りメニューを見る。イカ生姜焼き、豚生姜焼き、シメサバ、豆腐磯揚げ、トロロ豆腐、肉野菜炒め、茄子おろしなど各￥450.-。刺身定食￥1000.-、天ぷら定食￥950.-、カツ丼￥800.-、焼きそば￥600.-などのご飯ものも充実。ビール￥600.-とゴーヤチャンプー￥450.-なるものを注文。ビールはサッポロ黒ラベル。ゴーヤチャンプーはチャンプルーかと思いきや、ゴーヤーと豚肉と豆腐を玉子でとじたもので、炒めものではなかった。これはこれで味わい深い。テレビでは相撲中継。歓声とため息が繰り返される。カウンターにはカサブランカと競馬新聞が並んでいる。競馬新聞は土地柄というものか。賑やかな会話が楽しい店である。

  2005年01月10日

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• 盛園

  「盛園」は都橋の２階にあるスナック。Ｌ字のカウンターに８席。とりあえずビールを頂く。コンブの煮物、ワカメにほたての煮物、オイキムチと出てくる。煮物はやわらかい甘みがあり美味。カウンターに美しい生花があり、素敵ですねと言うと毎年正月用に花を入れてもらうのだと言う。熊手に招き猫のタペストリ。テレビでは韓流ドラマ、音楽はジャズ。酒はそれから、しろ、角、二階堂、豊後の里、喜界島とボトルが並んでいる。青林檎のアイスペール、灰皿は星とハートとかわいらしい一面も。電話は黒電話。携帯電話は持たないと言う。ちゃきちゃきと話し小気味良い。自分の夜ご飯だと焼きそばを作り、半分食べてくれと差し出す。後からみえたお客さん用に氷を桶で割る。にわかに忙しくなり、ママの舌のまわりも早くなる。人間一つの箱だと常連さん。酒は「こころ酒」だとカラオケも入る。せっかくだからと日本酒を一杯頂く。ウイスキーグラスになみなみと入った酒は高清水。賑やかな夜のはじまりだ。締めて￥1,500.-也。

  2005年01月08日

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• 「みつ徳」～「バラ荘」

  仕事はじめ早々仕事の山に埋もれていた。ありがたい話だ。久しぶりの仕事で後頭部が疲れた。この疲れを癒そうと日の出町から「武蔵屋」「お秀」「あさひや」と流してみたが、どこも営業していない。やはり野毛小路に入るかとうろうろしていたら野毛ラーに遭遇。考えることは同じらしく落ち着ける店へと向かうことになる。中央通りの「みつ徳」は変わらぬ温かさで、扉を開け一歩中に足を踏み入れるだけで家に帰ったように気持ちが和む。とりあえずビールを頼むと急激に空腹感がおそって来た。お通しはかぼちゃの煮物。ぺろりと平らげたがまだ余裕がある。それではとこの店の名物おからコロッケを頂いた。サクサクの衣に包まれたおからは、意外にしっとりとしていて舌触りの楽しさも味わえる。シャキシャキのキャベツがテンコ盛りなのもうれしい。さらにくつろぎ空間を求めて「バラ荘」へ。流線形のカウンターに座るとハイボールを注文。静かで安らぐ。珍しくママとたくさんお話しさせて頂いた。これから沖縄旅行に行くという。沖縄はもう少し経てば桜のシーズン。うつむく桜の可愛さを懐かしく思い出した。オールドクローをストレートで頂き、いい気持ちのまま家路に着いた。

  2005年01月05日

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• 新京

  野毛小路の「新京」は、緑の暖簾をくぐると左手がカウンター、右手がテーブル席になっている。カウンターの丸椅子に座ろうとすると、奥の座敷があいているから左に入ってと奥に通される。座敷には宴会を行っているグループ客があったが、快く左端の席を空けてくれた。お通しはまぐろかかつおのフレーク（区別つきませんでした）。ウコンハイ￥300と生タコ￥200を注文。座敷に落ち着き壁面を見渡すと貼り巡らされたメニュー。壮絶な価格設定である。オール￥100、オール￥200のメニュー多数。その中から合がも￥200、ほうれん草入ラビオリ￥200を追加注文。海鮮チゲ￥200、アン肝￥200、キャビア￥200、ダチョウのレバステーキ￥250、いわしつみれ汁￥100など。こちらの感覚が狂ってくるような価格帯だ。「お姉さんたち、間に二人入れてあげてよ」と声がかかる。譲り合い、少しでも多くの人が楽しめるようにと気を配る店の空気も気持ちいい。3人で飲み食いし、会計は1人￥500だった。

  2005年01月04日

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• ホッピーニューイヤー

  都橋の「ホッピー仙人」でカウントダウン。この日20時から営業の店の扉を開けると、オノケンさんがカウンターの右端に座っている。私は左端に陣どることにした。限定50杯の樽ホッピー。早い者勝ちである。まずは金宮で頂く。すっきりとして軽い味わい。続いて樽ホッピー用にと用意された白瀧で。こちらの方が若干コクがあるか。飲みやすくてついつい進んでしまう。珍しくついているテレビは紅白歌合戦を映し出している。16Ｇさんご夫妻、たけ～ださんご一行様はクレイジーケンバンドのカウントダウンライブに行く前に一杯と顔を出した。16Ｇさんは樽ホッピーをテイクアウト。仙人は500ミリのペットボトルのラベルを外し、ホッピーシールを斜めに貼る懲りよう。いよいよホッピー仙人もテイクアウト販売を始めるか。日頃は仕事で飲みに来ることが出来ない「Movie☆Star」のママも登場。野毛ラーたちが入れ代わり立ち代わり集まって来る。蛍の光を聞き、ゆく年くる年が始まると、一年の終わりだなあとようやく思った。樽ホッピーを手に「ホッピーニューイヤー！」の声が響く。グラスをあわせ、年の終わりと始まりを野毛ですごせる幸せを感じる。店を片付けた仙人と共に伊勢山に初詣。野毛に戻って「かんろ」で年越しちゃったそばを頂いた。

  2005年01月01日

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• 紀代

  「紀代」は、たべもの横丁を柳通りから入ると最初にある居酒屋だ。Ｌ字のカウンターに7席、小あがりに3人座れる。女将さんが一人で切り盛りする。焼酎のお湯割りを頼むと神の河とポットが出て来る。量の加減がわからないので、自分で入れてくれという。つまみは天ぷらと煮物がメイン。年内の営業が今日で最後とあって、いつもより材料が少なくて申し訳ないとすまながる。それでもあるものでとお願いすると、蓮根と高野豆腐の煮物、あなごとゆりねとニンジンの天ぷらを出してくれた。目の前で揚げてくれた天ぷらを食べる幸せ。「あなごが好きなら今度はあなご焼きを出しましょうね」と言いながら、おまけにあなごがもう一匹と玉ねぎが出て来た。満腹満足。締めて3000円也。

  2004年12月28日

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• 花壇

  ＪＲ桜木町駅から野毛ちかみちに入る。ぴおシティはこの地下道に繋がっているデパートだ。ぴおシティの地下にある「花壇」は市営地下鉄の乗り場に近い位置にある喫茶店。スペースは広く、70名は入れるだろう。テーブル席とカウンター席がある。全体に簡素な印象で、支払いは食券方式になっている。アメリカンコーヒー200円と野菜サンド200円のチケットを買いカウンターに出すと、お呼び出ししますという。しばらくすると呼ばれ、トレイに乗せられた注文の品を受け取る。野菜サンドは紙ナプキンの上に乗せられてはいるものの、パンは柔らかく、トマト、レタス、ニンジン、キュウリなどが入って美味。コーヒーもしっかりした味。かなりコストパフォーマンスがいい。飲み物、サンドイッチ、ホットドック、トーストは200円。ホットケーキ400円～。パフェ450円。みつ豆450円～。カレーセット、スパゲッティーセット、シーフードピラフセットは各飲み物付で600円だ。

  2004年12月26日

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• かぶき

  野毛本通りから野毛こうじに入り、ベルギービールの店「ルタンペルデュ」を通り過ぎると目指す店「かぶき」がある。寒いですからどうぞ中にと和服に割烹着姿の女将さんがすすめてくれる。印象的な外観で、一度目にしたらいやでも記憶に残るだろう。先代が昭和32年から８年、その後を今の女将さんが継ぐ形で47年店を開けているという。カウンター7席のみの小料理屋だ。日本酒を頼むと女将さん自らお猪口に注いでくれる。メニューはなく、注文方法を聞くと、つまみが数品あるので適当に出しますと言う。なばなと油揚げの煮物、とりわさと三ツ葉の和え物、そして寒いからとけんちん汁を出してくれた。心遣いがうれしい。お椀に入ったけんちん汁は冷えた体を溶かしてくれる。蘭、扇、風の盆の色紙、障子越しの明かり、磨かれたカウンター、布貼りの椅子、コンクリートの床。とても静かで落ち着く店だ。意外にちゃきちゃき話す女将さんとの会話も楽しい。締めて￥1500.-也。

  2004年12月24日

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• いちのや

  ハマるまい、ハマるまいと思いながらハマるのだ。生麦駅界隈は大衆酒場がこれでもかと軒を連ねる。仕事帰りにこの甘い誘惑を振り切るには、気合いが必要である。ところが思いがけず仕事が早く終わり、気が抜けて寄り道してしまった。「いちのや」は立ち飲み居酒屋である。表に串揚げの看板が出ている。外から見えるのは客の足だけ。いつ見ても足がいっぱいである。Ｌ字のカウンター。10人入れるだろうか。常連らしき男性がどうぞと場所をあけてくれる。生ビール￥450.-を注文。値段のないメニュー多数。寒いせいかおでんに人気が集中している。ふと見ると朝定食￥300.-と貼紙がある。なんと朝から営業しているのだ。カウンターの中に女性が二人。たとえ年寄りでも女の顔見て酒飲む方がいいと奥にいる男性。こちらも常連さんか。ホッピー￥350.-あり。ただし氷入り。高清水￥350.-。一の谷￥300.-。酒を日本酒に切り替える。なす焼きを頂く。なす焼きは皮を丁寧にむいて縦に長く切られている。甘味が充分に引き出されている。酒は一の谷。福井の酒だ。人も酒も心地良く、ついつい盃を重ねてしまった。

  2004年12月15日

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• 野毛に帰る

  横浜がこれほど寒いとは思わなかった。足元から寒さがくる。横浜駅西口に降り立ち、横浜市営地下鉄に乗り換える。桜木町駅を過ぎて、やっと帰ってきたのだという実感がわいた。野毛に帰って来たと。荷を解き、整理しなくてはいけないものがたくさんある。まずは洗濯。週末は天気が悪くなるというがどうだろう。早く夜にならないだろうか。野毛の街を歩きたい。赤提灯やネオン、大岡川を渡る風、人々のざわめき。折りしも「ＷＮＣはる美」の開店日。＊＊＊みなさん、ただいま。※旅日記は徐々にアップします。

  2004年12月03日

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• 初野毛、最初の１軒

  メ－リングリスト仲間のねこてつさんが横浜に遊びに来るというので、夜ご飯をご一緒にと、野毛にやって来た。場所はおまかせだというので、迷いながら「魂屋（そーるや）」を選んだ。ファサードのインパクトもたまらないが、建物の側面に描かれた炎の絵を見せたかったのだ。「魂屋」の店内はこの日女性客でいっぱいだったが、逆にそれが初めての人でも受け入れられやすい空気を醸し出していて良かった。カウンターに座り、モツ煮込み、焼きとりのつくねなどを軽く頂く。２軒目は「トモ」。店内に貼りめぐらされた、圧倒的な数のメニューから、選ぶ楽しみを味わってもらいたかった。カウンターではなく、奥の座敷に陣取る。しばらくすると野毛ラ－のフジさん夫妻が初野毛だというフジさんの同僚を伴ってみえた。せっかくなので一緒に飲むことにした。彼らは「福田フライ」から流れて来たと言う。つまり、初野毛の同僚の１軒目は「福田フライ」である。さらにしばらくすると、バーベキューの帰りだという野毛ラ－２人がやはり初野毛のネット仲間を連れてやって来た。もう面倒だから一緒に飲もうということにする。彼女の１軒目は「トモ」だ。そしてさらに２人の野毛ラ－が合流し、大宴会になってしまった。野毛という場所に辿り着くルートもバラバラであれば、最初に訪れる１軒もバラバラ。それでもこの街に惹かれる何かがあるのだ。ねこてつさんの帰りの時間を考えながら、最後は「バールカンパリ」に連れて行った。マスターの背後の壁にズラリと並べられたボトルの合間を、ジャズがすり抜けて行く。マルガリータで弛緩して行く気持ち良さに身を委ねた。

  2004年11月22日

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• くつろぎの野毛

  久しぶりに、日記リンクしているちゃみ527さんと野毛で勝手に飲兵衛ラリーをした。まずはお腹を満たそうと「みつ徳」「トモ」と顔を出したが一杯で入れず、「鳥良」に入店。ここの手羽先唐揚げは辛さを選べるのがいい。大辛と中辛を頼み、とりあえずのビール。醤油漬けのホッケ焼きというのがあり、これも注文。むしゃむしゃ食べながら旅の話などする。彼女と話していると気持ちがやわらかくなっていくのがわかる。再度チャレンジだと言って「みつ徳」を覗くと、テーブル席が一つ空いていた。またまたビール。焼き鳥、鰯の揚げ物、里芋の煮物、おしんこと次から次へとおつまみが出て来る。食べ切れないほどの量に心も満たされて、今日は引き上げようかと都橋まで来た。もう営業時間は過ぎていたが、「ホッピー仙人」が開いているではないか。じゃあ行こうと都橋商店街の階段を上がる。このところ顔を見なかった、White Maryさんにもお会いできてうれしくなる。初めてのお客さんが「世界で一番うまいホッピーを飲みに来た」というので俄然盛り上がる。その勢いで次に行こうと話がまとまった。「ホッピー仙人」御一行様は「トモ」へ。私はWhite Maryさんを追って「Movie Star」へ。どこへ行っても最後には寄りたくなる店だ。濱話で盛り上がっていると「トモ」組が合流。いろんな人がいて、それでも同じ時間を共有しながら気持ち良く飲める。幸せな酒時間を過ごした。

  2004年11月20日

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• ついにオープン！都橋「ＷＮＣはる美」

  「楽天ランチオフ会in吉田町」をきっかけにおつきあいさせて頂いている、ノリスケさんのお店がついにオープンする。場所は都橋商店街の２Ｆだ。私は一足先に店内を見せて頂いたが、その後も試行錯誤を繰り返し、よりよいお店づくりに努力されてきた模様。12月のオープン日が待ち遠しい。【ノリスケさんからのメールを転載】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『 Women's Networking Cafe はる美 』　オープンのごあんない━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━１２月３日（金）の夜、横浜の野毛の外れ、「都橋」にまたひとつ小さなお店が誕生します。「Women's Networking Cafe はる美」は、カウンター８席だけの小さな小さなバー。働く女性と女性たちを応援してくださる方々がフラリと立ち寄ってくれる、そんな場所 にしたいと思っています。仕掛人は「フォーラムよこはま」で出会った４人の女たちです。「フォーラムよこはま」はみなとみらいのランド マークタワーにあります。先日の市議会で２００５年秋の閉館が決まりました。たくさんの仲間が集うフォーラムそのままを残すことはかないませんが、自分たちの居場所を作りたいという思いがとうとう形になりました。場所は「ハマのハモニカ横丁」こと都橋マーケット（都橋商店街）の２階。映画「私立探偵　濱マイクシリーズ　遙かな時代の階段を」の舞台にもなった大岡川沿いの印象的な建物です。ちょっとビックリのロケーションですが、どうぞごひいきに。しばらくは、週末（金・土）だけの営業です。*****************************************『 Women's Networking Cafe はる美 』横浜市中区宮川町１丁目１番地　都橋マーケット２階http://plaza.rakuten.co.jp/wncyokohamawncy_harumi@hotmail.com*****************************************◆１２月３日（金）夜オープン！　しばらくは週末の夜だけの営業です　　金曜日　２０～２４時　　土曜日　１８～２４時　（年末年始休）※１２月の営業日３日（金）、４日（土）、１０日（金）、１１日（土）、１７日（金）、１８日（土）、２４日（金）、２５日（土）ホームページでご確認ください※貸切（６名～）は随時営業します時間、料金などお気軽にご相談ください　（持込可）◆最寄駅　ＪＲ桜木町・関内駅　地下鉄桜木町駅　みなとみらい線馬車道駅　京急日の出町駅　いずれも徒歩５～7分※「野毛初心者」の方におススメのＪＲ関内駅からの道順です（１）関内駅「北口」（横浜寄り）を出て、右前方の「イセザキモール」（横浜カレーミュージアムや松坂屋のある通り）を目指します。（２）「イセザキモール」手前、右斜め前方「吉田町」（よしだまち）の通りを直進。吉田町商店街の終点が「都橋」です。（３）橋を渡って左側の細長い建物が「都橋マーケット」です。（４）階段を２階へ上がって右奥へどんどん進みます。白い看板、木の扉が「はる美」です。ようこそ！！◆ＤＲＩＮＫ　オール　５００円　　（ビール、本日のワイン、ソフトドリンク各種）おつまみ１セット（本日の一品＋いろいろ）　５００円◆はる美日記　（オープン秘話＆営業予定など）http://plaza.rakuten.co.jp/wncyokohama（モバイル）http://plz.rakuten.co.jp/wncyokohama/headline◆お問い合わせはメールまたはホームページ内の掲示板へ　wncy_harumi@hotmail.com　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 『 Women's Networking Cafe はる美 』　お披露目のごあんない━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━１２月３日（金）のオープンに先駆けてお披露目をいたします。どうぞ気楽に見にいらしてください。◆１１月２６日（金）　２０時～２４時頃　◆１１月２７日（土）　１８時～２４時頃時間内でしたらいつでもどうぞ。当日はフリードリンクです。手ぶらでお出かけください。・・・「タダほど怖いものはない！」という賢明な方々には、コインが好物の「チップくん」もお待ちしております（笑）２６日（金）は津軽三味線流しも開店祝いに参上？！粋な野毛へぜひどうぞ。　～～　皆さまのお越しをお待ちしております　～～*****************************************『 Women's Networking Cafe はる美 』　横浜市中区宮川町１丁目１番地　都橋マーケット２階http://plaza.rakuten.co.jp/wncyokohamawncy_harumi@hotmail.com　*****************************************

  2004年11月18日

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• 「トモ」でトモ酒

  アトリエの帰りに野毛に寄る。食事をしようと「トモ」に行くと先客があった。いつものように壁をぐるぐると見渡して、何を食べようかと考える。せっかくなので食べたことのないものにしよう。ビーフシチューを頼んでみた。瓶ビールを飲みながらテレビを眺めていると、隣りに座っていらした方が話しかけて来る。久しぶりに野毛に来て飲んでいるのだと言う。私が絵を描くというと、彼は批評する側だと言う。趣味の領域だが道楽でいろいろな作品を見てまわっているのだそうだ。時と共に作品は変わる。見る側の目も変わる。その変化が楽しいのだ。変わっていってくれなくては困るのだと彼は言う。自らの置かれている時代や環境によって変化して行く姿を見るのが、彼の楽しみなのだと。ある時間を切り取るという作業は、切り取る過程によってさえ、切り取った、本来描こうとしていた対象さえ変化させてしまう。見せる側の苦悩も喜びも結果として映し出されたものに集約されてはいるが、受け取る側はその全てを感じられるものなのだろうか。「トモ」でトモ酒（ノーブランド）を酌み交わしながら、しばし会話を楽しんだ。

  2004年11月07日

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• 初ヌキッピーで酔う

  日頃の不摂生が祟ってか風邪を引いてしまい、仕方がないので病院へ行くと、薬が６種類も出た。毎食後、朝晩、寝る前など服用する時間もバラバラで面倒だ。処方箋をもらって薬局に行くと、今は風邪が流行っているから精がつくようにとドリンク剤をくれた。病院で処方された薬と一緒に服用してもいいのだろうか。よくわからないままヨーグルトを食べ、必要な薬とドリンク剤を飲むと都橋に向った。「ホッピー仙人」に電話をし、申し訳ないが今日はヌキッピーにして欲しいと言うと、既にヌキッピー組がいるので気にしなくても大丈夫だと言う。針治療に車で通う１６Ｇさん、風邪気味のＹ姉さん、そして私、仙人。ヌキッピーで乾杯。アルコルールは入っていないのに段々巻舌になり、テンションがあがってくるのは何故だろう。おおよそビール風味などという邪道なものには手をつけたことがないが、早期回復飲み復帰という言葉が頭をよぎり少々弱気になっていた。「自己管理がなっていない」と厳しい一言を頂いたのも効いた。今日はヌキッピーを全うしなければ。そして夜ご飯を食べに「Movie Star」へ。この日は天丼。ヌキッピーを自慢に大いばりで食べる天丼は実に美味しかった。何でも全うした後は気持ちがいい。「Movie Star」では、水、水、水。以前ここで６ルットルの水を飲んだ記憶が蘇ってきたが、ゆるゆると酒を飲むように水を味わい時を過ごした。私は自分をほめてあげたい。

  2004年11月06日

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