amatsubame2024

イエスタデイという2019年公開、イギリス映画をプライムで見ました。
息子に勧められたからですが、
彼と私、好みが似ているので、毎回、楽しめます。
今回も素敵な映画でした。

題名からすると、ビートルズかな？、ですが、
その通り、ふんだんに彼らの曲が流れます。

あらすじ、最初のところだけ言うと、
場所はイギリス、海沿いの地方都市、
主人公は若者ジャック、
歌で成功することを夢見て、いろんな場所で、歌います。
マネージャーは友達の女性、エリー。
小学校の先生のかたわら、彼の成功を信じて、車を運転し、応援します。

しかし、まるで、成果が出ない。
「もうおしまいにしよう」。
ジャックはそう言って、エリーの車をおり、ヘルメット被り、
自転車に乗って、夜の道を帰宅。

道の途中、突然、町中が停電、
真っ暗になった直後、バスと正面衝突。
ジャックは飛ばされ、顔面を地面に激突。
12秒後に、電気は回復、
彼は病院に緊急搬送。

昏睡から、やがて、傷も癒え、帰宅。
しばらくぶりに友人たちが集って、彼の回復を祝福、
ギターをプレゼントされます。
それに答えて、ジャックがギター弾きながら、
ビートルズのイエスタデイを歌います。
すると、みんなが「すごい、お前作ったのか？！」
ジャックは「えっ、ビートルズじゃん。ふざけないでよ。」
みんなは「ビートルズ？　誰？　カブトムシかい？」


帰宅して、パソコン検索すると、カブトムシしか出てこない。
停電後、ビートルズが世界から消えていました。

ジャックは曲を思い出しては歌うと、その度に
作る曲全てがすごい。お前は天才だ。
やがて、エド・シーラン（本人出演）が君の曲って、素敵だねと言って
訪ねてきます。
そこから、話が　世界へ広がっていきます。

主人公がギター片手に歌う、ビートルズナンバーの数々。
名曲だなあ、が募る、本当に素敵な映画でした。
ネットには、映画、ビートルズの曲のレベルがひどい　とか、
書いている人もいました。
私には、ギター一つで、弾き語って、あの美しさ、
エド・シーランと主人公が作曲勝負する場面で、
ジャックが選んだのはロング＆ワインディングロード、
エドが、「完敗だよ」って言います。
ほんとそうだ、ビートルズに匹敵するバンドって、出てないんだ、
しみじみ、思いました。

cinefil​  　どちらとも予告編があります。
FASHION PRESS​　エド・シーランも出てきます。