シャンパーニュセラーの見学





シャンパーニュセラーの見学

ランスのツーリストインフォメーションでセラー見学について
何所で出来るか聞いたところ たくさんのシャンパーニュハウスリストを
見せられた上 三つばかりしるしを付けて説明した 
この三つなら予約を入れなくても行けますよ 見学料〇〇ユーロで試飲つき
小さい子供がいるならここ といって勧められた所が
PH(地元ですぐわかる)という会社 遊園地のような乗り物に載せられて
カセットの説明を聞きながら無人のセラーをめぐる
あぁ 受付の女性の無愛想な事!
フランスでは何所にいっても こんにちはとさようならをいう
これがフランス語で言えればまず大半の問題は回避できる
この受けつけの女性が昼休みの後 私達しかいない待合室に
遅刻して入ってきて 黙ってお金の入った箱を机に投げるようにおいたとき 
トーマスは出ようかといったけど 私にはピンと来なかった
話してるうちにとんでもないことを言うようになったので でてしまった 
この地区には大きなシャンパーニュの会社が 近くにいくつもあって 
歩いて行ける もしも団体でこのPHという会社にはいるならば
日本語ガイドカセットもあるので良いかもしれないけれど
小人数なら避けたい所だ 偶然家に帰ってから
他のHPでやはり味気ない思いをしたという感想を読んで
見学の内容についてあまり良く知らなかった私達も 
行かなくて良かったと思ってしまった

次に行った所はテタンジェ(TAITTINGER)この会社は日本にも輸出している
ランスにある最も古いシャンパーニュハウスのひとつでセラーもとても古い 
一番古い部分は紀元2世紀 他にも13世紀のところがある 

Pict0038kera-.

シャンパーニュの製造法はとても手間が掛かる
手で摘んだ葡萄を潰して果汁を(一番良い状態は木製の樽の中で)一次発酵させ 
瓶に詰めて 2次発酵させる 2次発酵の間瓶は逆さに立てられ
最高級のシャンパーニュは手で瓶を定期的に回転させる
酵母のかすが ワインと触れ合ってより良い味を出す為である
最低三年発酵させた後 かすを瓶から出してコルクの栓をする

kera-2 113000本のシャンパーニュが眠り姫のように横になっているよ~

13世紀のセラーは修道院の跡 モグラの巣みたいに
えんえんと続く 立ててある瓶は最高級のものばかり
息子の横に見える瓶は
立ててある状態は普通だけど 通常のものよりも大きい 


紀元2世紀のセラーは実はセラーとして作られたのではなく
元は石切り場だった 地上から四角錐に 深く掘り込まれ
大きな空間が地下に出来た
シャンパーニュを寝かせておくのに絶好の条件だと言う事に
気づいて修道僧達が使っていた
会社制になり 商人がシャンパーニュの生産を始めたころ 
これらのケラーは 使用されず戦後になって再び使用されるようになった

興味を持つと色々な事が解かって おもしろい

最後にコルクの栓をする機械を見せてもらって
セラーを出ると 試飲させてもらった
程よく冷やしたシャンパーニュ おいし~い
柔らかい舌触り 泡が心地良い 
クリーミィーな味という意味もやっとわかった
この会社ではシャルドネと言う葡萄の種類しか
使用しておらず 最低6年寝かせて出荷いるそうだ

買おうかとトーマスに言ったら それが2日目だったせいもあって
試飲したからもう良いだって…

でてから目の前にあったマキシム(シャンパーニュの会社)にもう一度入った
入るなり 試飲で来ますか? ちょっと大胆じゃな~い?

でも親切な人達で試飲させてくれた
小瓶を一本かって夕飯に飲もうと言う話に…

中々要領が良いねといったら まぁねだって

TAITTINGERのHP(英語)

〇オメア

●ランスノートルダム

〇シャンパーニュシュトラーセとヴィルマール

●フジタチャペル

〇フランスのキャンプ場

●シャンパーニュセラーの見学

〇フランスのスーパーマーケット

●メッツ




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