日本に帰ってきて約1ヶ月がたった。今まで何をしていたかというと
1.部屋の整理
アメリカから送った荷物が山済みだったのでそれを整理した。
2.長野へ遊びに行った
ネパールのヒマラヤトレッキングで会った画家さんから個展を見に来ないかと誘われ、長野の安曇野まで泊りがけでおじゃました。たくさんの人に出会ったのだが、初めてにもかかわらずみんな優しい方ばかりで楽しい時を過ごすことができた。旅で出会った人と日本で再会できたことがとても嬉しかった。
3.風邪をひいた
3000メートルから4000メートルの山の中では風邪ひかなかったのに、日本に帰って来た途端軽く風邪をひいてしまった。
4.友人や同僚との再会
何人かに会った。皆さんおかわりなくご活躍の様子、嬉しくなった。これからも引き続きお付き合いをよろしくお願いします。まだ会っていない友人もたくさんいるので、今後落ち着いたらみんなに会いたいな。
5.就職活動
面接に行ったり、履歴書送ったり、先方に電話したり。
6.中国語の勉強
すっかりチベット好きになった私は中国語の勉強を始めた。チベット人や中国人と会話をしたいと心から思うのだ。旅で知り合ったチベット人と時々中国語でチャットをするのだが、最近は翻訳ページを通さなくてもわかる中国語がたまーにあったりしてそんなときは嬉しくなる。言語を勉強するときはモチベーションを高めることが大切だと感じた。
7.料理
夕方は大抵暇だったので料理をして楽しんだ。
と、そんな感じである。日本に帰ってきて思うこと。
海外に6年間もいたことが信じられないのだ。「海外にいたのが遠い昔のように感じる」というのではなく「本当に海外にいたんだろうか」という感じなのだ。両親とも話すのだが、ずっと日本にいたようなそんな感覚に陥る。でも歳だけは確実にとっていて、今の自分は前とは違う。アメリカにいた分、バックパッカーを7か月した分、物の考え方が前と違うし、これから働くことに対する意欲や態度もまた違っている(ような気がする)。ふと思い出せばアメリカでの楽しい日々が頭に浮かぶ。チベットの美しい景色も。そんなとき「私はやっぱり海外にいたんだなあ。」と思い起こすのだ。
4月2日から新天地での勤務が始まった。
ニューヨークでお世話になった友人が
「これからが本当の旅だね」
とメールをくれた。本当にその通りだ。今までのはこれから始まる旅に出るまでの準備にすぎなかったのだ。
今日、私は31歳になった。
日本での再出発。これからどんな人生を過ごしていくのか楽しみである。
今日をもって5年近く続けたこのブログを終了する。これは前から決めていたことだ。海外での生活を自分なりに記録しておきたい、というのがブログを始めたきっかけだった。日本に帰ってきてわかったのだが、意外に多くの友人がこのブログを読んでくれていて驚いた。「ブログ読んでたよー」「シカゴの生徒の話のあそこが興味深かった」などなど言っていただいた時には嬉しくて、ブログをここまで続けてよかったなあと思った。最後の7ヶ月の旅の写真をほとんどアップできなかったのが残念だが、これから写真集を作る予定なので見たい方には是非直接会ってお見せしたい。
最後に。
このブログを読んでくださった方、このブログを通じて知り合った方々、励ましのメッセージを下さった方々、今まで本当にどうもありがとうございました。ブログを通じて実際に会った人のおかげでニューヨーク行きを決意しました。ブログで会った人の家にお邪魔して相談を聞いていただいたことも。このブログがなかったら今とは違った道を歩んでいたかもしれません。また機会があればブログをやりたいとも思いますが、このブログはここで終幕させていただきます。
これからも旅を続けます。
Life is a Journey!