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もうすぐ研究のデータコレクション期間が始まります。
被験者になってくれる人を迎えてから10分でEMG(筋電図)を取り終わる、という練習を5人でしていました。 話していると5人のうち3人が戦争経験者ということが分かりました。 --- 1人目。 ルワンダ出身。10歳の時に1994年の大虐殺を経験しなんとか避難した。 本人談「虐殺が始まって2日目までは黒人が狙われた。3日目には人間であるだけで的になった」 映画「ホテルルワンダ」も見たけれど、彼女が見たことより全然軽くて笑えたとか。 映画の中で一番事実に近かったシーンは、死体がごろごろある上を車で走っていくシーンだったそうです。 2人目。 サウジアラビア出身。湾岸戦争経験者。 避難した翌日、自分の町が爆撃で壊滅した。 「私には、ブッシュがイラクにしていることは絶対許せない、と大声で言う権利があると思う」と言ってました。 3人目。 インド出身。紛争経験者。 子供の頃電車に乗っていたらいきなり外から機関銃で攻撃された。 みんなが「窓を開けるな!」「腹ばいになれ!」とお互いに叫びあう声を覚えているそうです。 --- 私には「3人が無事で良かった…」という他は言葉が見つかりませんでした。 こういう経験をした子供はしなかった子供より早く大人になるんだろうな…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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