チェストー!と叫ぶとき
心の叫び薩摩地方で使用されている「チェストー」という掛け声ですが、囲碁で「強力な一手」の願いを込めて、心の中で叫ぶ時があります。その語源を調べてみますと1説に「知恵を捨てよ!」という言葉が訛って「ちぇすてよ」となり、「ちぇすと!」と言われるようになったようです。「知恵を捨てよ!」は、「頭で考えずに無心で打ち込みなさい」ということです。私は囲碁で窮地に立たされた時、次の一手に迷いがある時、「これでなんとか頼む」と心をこめて打つことがあります。そんな時、「チェストー!」と心で叫びます。大抵大石を取られる時です。