カテゴリ:22 冬至(12月22日頃から)
この実だけを見ると、ちょうど今頃に見られる甘夏ミカンにそっくりですね。 さて、 「これは何かな?」 柑橘類の中でもユズの近縁種と言われるカボス(香母酢)の大きな実です。 最近撮影したもので、とある教育機関の終了生による記念樹なのです。 実は、今日、この機関から修了証書をいただくことができました。 一般の学校でいうところの「卒業式」という訳です。 教室から学食まで行く途中にあって、まぁまぁ、大きくなっています。 過去、見たことがなかったのですが、たくさんの実を付けるものなのですね。 実際、カボスという立札がなかったら、分からなかったかも知れません。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Citrus sphaerocarpa" ● 原産 : 日本 ● 分類 : ミカン科ミカン属 九州や四国を走り回っていますと、多彩な柑橘類に出逢いますよね。 名物「ナントカ柑」のジュースとか、アイスクリームとか、いろいろあります。 カボスは酸味が強いけれども、香りも良くて、料理にも利用されます。 俗に酢蜜柑とも呼ばれ、福岡のキズ、和歌山のジャバラと並び称されます。 調べてみましたら、カボスは大分県を代表する特産品だそうですよ。 そう言えば、今春、大分から熊本を旅した時に見掛けたような気がします。 峠の売店でしたが、あれは、どんな商品だったかなぁ? 「ちょこっとアロマテラピー」ですが、カボスの精油という商品があります。 果皮を圧搾して精製する日本発のエッセンシャルオイル(和精油)です。 和製シトラスとして、まろやかな香りがするそうです。 実が黄色くなっていますが、本当は「緑の宝石」として色付く前に出荷すべきものです。やっと、この日に晴れて、本来の色で撮影することができました。この学校、通った期間自体は、それ程長くないのですが、幅広い年齢層の仲間が和気あいあいとして過ごした楽しい学園生活でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/12/17 10:05:48 PM
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