カテゴリ:06 穀雨( 4月20日頃から)
広島から鳥取へ抜けて行く途中、この白い花が咲いていました。 見ただけで分かりそうですが、一応、「これは何かな?」 西日本に多いと言われるシロバナタンポポ(白花蒲公英)ですね。 地方によっては、特に珍しいものでも何でもない存在のようです。 島根県の文学の薫り高い地方都市でのことです。 おばぁさんに 「この辺のタンポポは白いんですねぇ」と尋ねてみました。 すると 「・・・タンポポは白いんでないの!」というのが回答でした。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Taraxacum albidum"または"Taraxacum hondoense" ● 原産 : 日本 ● 分類 : キク科タンポポ属 白いといっても、ご覧の通り、中央部は黄色くなっています。 あるサイトでのことですが「品がある」という表現がありました。 なるほど、言われてみれば、そんなイメージがあるかなぁ。 さて、これは初めて知ったことですが、他の在来種と違う点があります。 それは「単為生殖」をするという性質なのです。 これはセイヨウタンポポが持つ特権かと思っていました。 それから、もう一つ、他の在来種より優れた性質(?)がありますよ。 どうやら、食べると他のタンポポより、美味しいのだそうです。 予想に反し、走った地域では、決してシロバナタンポポばかりという訳ではありませんでした。う~ん、島根県のとある地域は別格なのでしょうか?それとも、セイヨウタンポポが更に侵攻して来たということでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/05/03 05:07:21 PM
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