カテゴリ:13 立秋( 8月 8日頃から)
春まだ浅い時期、葉のない枝に白い花を咲かせるコブシ。これは、その夏の姿です。その証拠にセミの抜け殻が見えていますね(笑)。 ポコポコと膨らんだ独特の物体は果実(袋果)です。内側の果実が膨らんで袋果の表面が盛り上がり、その姿がこぶし(拳)のように見える、これが命名の由来なのだそうです。その上、学名 Magnolia kobus の種小名(後半)もコブシと読むことができますね。 これから、袋果の果皮が赤みを帯びて、次第に割れ、内側から朱色の果実が顔を出し、最終的に裂開します。果実には柔らかい肉質層(肉質種皮)があり、鳥たちの栄養源になるらしいですよ。早春の葉っぱもない姿とは、まるで違うところがおもしろいと思います。 <紹介> 花の写真館から四季の山野草の一部コンテンツをブログで再現しています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/09/30 07:15:20 PM
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