三度、RYUMEIライヴ
こないだの土曜は、数ある地元イヴェントを振り切って(?)池尻大橋の『ロッカー・ルーム』までRYUMEIのライヴを観に行ってきた。今回、どうしても彼を観たかったのは初のバンド・バージョンだったから。メンバーはお馴染み、ナカガワケイスケ(b)以下、日戸“Dr.Rock”修平(eg)、伴慶充(per)、當麻一寛(key)という布陣。実は修平さんと伴慶充くんとは、オレのまぁ旧知の仲っつってもいいのかなぁ。でもまだ10年も経ってないか。とにかく、そんな間柄なのです。この二人は、テクニック的に申し分無いのは勿論なのだが、それ以上に・・・何と表せば良いのか言葉に詰まるが、艶と滋味が共存しているとでも言うのか。こうした表現力を持ったミュージシャンは、そうそういるもんじゃ無いッスよ!去年初めて聴きに行ったとき購入したCD(これは全てRYUMEIくんによる宅録CD)は、サンドフィッシュの宮井くんにも聴いてもらったのだけど、実は彼も「バンドの方が絶対良いはず」と言っていたことなど思い出しつつ彼等の出番を待っていた。で、実際の演奏はってぇーと、オリジナルにしてもカバーにしても正に水を得た魚の如くだった。宮井くん、ビンゴでしたよ。特に、後半の修平さんのギターは冴えまくりで、「日本のジョージ・ハリスン」とニール・イネス(イネスが01年に来日した時、共演してるのですゾ)から称号を頂いた通りのスライドも久々に堪能できたし。欲を言えば、この日はカホンで参加だった伴ちゃん。次回は是非とも本職のドラムで聴きたいものだ。ドラム入ってたらマジ失神もんだったかもね。そして今回のもう一つのサプライズ(?)は、鍵盤の當麻一寛くんだった。何と鎌倉生まれの藤沢育ちで、現在も藤沢在住だというではないか!思わず地元話に花が咲いてしまった(笑)。カズくん、今度藤沢で飲みましょう!(笑)それに今回は彼のお陰で、RYUMEIくんが以前やっていたという「BeiN」なるユニットの楽曲も幾つか聴くことができたが、これがまた佳曲揃いなのだ。中川くんが日記にも書いている通り、今回のライヴは細かく見ればまだまだ粗い部分の多い内容だったかもしれないが、それにも増して今後の期待感の方がはるかに大きかったパフォーマンスだったのではないかな、誰が観ても。