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ようやくSLTの新譜「A Crown」を聴いている。
聴いていてなんだかホッとするような、 安堵するような、少し泣きたくなるような、でも。 前を向いて少しくらい強い風も受け止められるくらいの 強さを同時にもらえたような。そんな気持ちにもなる。 ....いっつもSLTの音楽には「前を向く勇気」をもらえる気がしている。 それは彼らがちゃんと地に足をつけて、 人間としてやるべきことや考えるべきこと、 そして何よりも音楽人としてやりたいことの全部を 「音楽」という彼らのコミュニケーションツールでちゃんと伝えようとする.... そんな姿勢があるから、私はそんな風に感じるのかもしれない。 それにこのマキシを聴いていて 「こんな感じの音楽をやる人が他にいるんだろうか」と思ってしまった。 R&B系とか元気なロック系だとかそういうだけで括れない音楽。 (またそうやって括ってしまうのもどうかという話しもあるけど、これはまた別の話) まさにOne and Only。いいねぇ~こういうのって。 こういう大人がちゃんと残っていてくれて嬉しいもんなぁ。 ここんとこ聴いていて時々感じる、カリカリした音やポコポコした音なんかが 音楽の中での場面転換みたいな役割をしているのに気付くことが多い。 「Parallel Lines」のイントロから本編に入るとこのピアノの音の ざらつき具合の変わり具合とか。 私にとっては頭の中に勝手に映像が浮かんでは消え、浮かんでは消える。 音の触り心地ってスゴく大事だね。なんか最近とてもよく思うことです。 「Parallel Lines」のSALTのピアノ、すごくいいと思わない? 「A Crown」の左から鳴ってる西村さんのギター、いいフレーズだなぁ。 そうだ。SLTから勇気をもらう、というので思い出した。 ずいぶん前に竹善さんが何かで言ったのか、書いてあった言葉か忘れたけど 「毎日、才能ないなあ、と思ってやめようと思うけど ちょっとなんかやり遂げると『自分もなかなかやるじゃん」と 日々おろかな事のくりかえしをしながら人生を生きている....」みたいなことを 言っていて。少しショックだった。 このショックってのは...あんなに自信のあるように見える人で、 あんなにプロなのに、スゴいのに、やっぱりそういう風に思っているんだと 決して私と同じではありえないけど、やはり竹善さんも時にはそういう風に 思うのか...とそういう意味のショックね。誤解なきように。 だから。 私は仕事がツラくなるとちょっぴり思い出すんだな、その後の竹善さんの言葉を。 「疲れたら少し休んでまた走ればいい。腹が減ったらパンを食べてみればいい。 でもその後、動くのは自分。」 ん~、やっぱ一生ついてくな、SLTには。(笑) 追伸 で、SOS@大阪は無事大盛況だった模様。あ~、濃いぃレポ待ってるわぁ~っ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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