Brilliant＊note

終わっちゃったよ・・・（ってこのパターン前にもあったな＾＾；）
ドキドキしながら待ってたこの４月。蓋を開けたらあっちゅー間に終わってしもた。
めちゃめちゃ寂しいっ！といいつつも、
きっと夏のジャズフェスで見れると勝手に思っているのであまり悲観的でもないのよね。
それにしても。
やっぱ何度見ても面白いんだよね！＞トリオっ！
30回やれば30通りの楽しみが存在するバンドってなかなかない。
だから、毎回違うその技・ネタを見せてちょーだいっていう気持ちになる。
さて。もうネタバレしますか。

初日と少しセットリストが変わってました。
初日1stでは1.Do you still care? 2.Ruby Baby 3.Sicilienne
4.Passage 5.Storm Front
Enc1.Flying Shoes 2.Puff the magic dragonときてましたが、
最終日にはStorm FrontがなくなってRunning an Errandになってた。
2ndは1.Speak Our Language? 2.Afterscent 3.Overjoyed 4.Ruby Baby
5.Passage 6.Storm Front
Enc1.Flying Shoes 2.Puff the magic dragonだったと思います。

それにしてもSALTすごかった・・・目の前で見ちゃった。
今度は後姿ではなく、手と顔と足と・・・とにかく全部見えたのっ。
かぶりついてきちゃった。すごいよね、あの指、あのバタバタ足。うおーんっ。
SALTがどういう時にどういう表情でどういう気持ちをこめて、
その一瞬一瞬にそういうフレーズを弾くのかというのを見てたんだけど、
押し引きが目の前で展開されててそりゃーワクワクもん！
Ruby Babyははじめはスティーリー・ダン風味で、
山木さんのブルースっぽいドラミングから始まったけど
１コーラスくらいですぐにジャズっぽいリズムに変わったのが面白かったな。
あとは私が一番面白いと思ったのはPassage。
CDではソロだけど、これを3人でやることの面白さはたまんないねー。
これこそ、目が離せないんだよね。次にどうくるかわかんないから！
Running an Errandは「僕が遊びながら弾きます」とSALTが言うだけあってほんとうに即興。
かわいらしい童謡風に弾いたかと思うとポンポンポンっ！と鍵盤を軽く叩いたり。
シシリエンヌのイントロの吉野さんの弦がドラマティックだった。
なんか劇中の曲のようで。
他でも吉野さんのソロはものすごく場面転換させるという意味では
とても物語を感じさせる弦でした。しみじみ聴いちゃう。

いやあそれにしても。
山木さんのドラミングを目の前で見たらよだれがでそーになった（爆）
吉野さんのアイコンタクトの時の笑顔見ると心が安らぐわぁー。
ああ、それなのに。それなのに。
2ndでSALTは山木さんを紹介するときになぜか、なぜか。
「ドラムスっ、ぬまざわ・・・違うっ！や、山木秀夫っ！ご、ごめんなさいっ！」
と別のドラマーの名前を口にするソルちゃんなのでした（爆笑）
しかもタカさん見にきてて・・・＾＾；
狙ったかのようなボケっぷりに会場、大ブーイング（爆）
このMCの前に素晴らしい山木さんのソロがあったの。
んもぉ、口あけてみちゃうくらいすごいの。
いくら山木さんの目の前で見てもどーなってんのか、
ものすごく早い手さばきでわかんないっつーの。
目を閉じながら感じたままに叩き出してるみたいで、まさに歌ってるって感じ。
流れるようなフレーズ。どうしてこの人はジャズもこんなに叩けるんだろーか。
って感動したのはSALTも同じだったらしく、
めちゃめちゃハイになってガバッと立ちあがってこのセリフですよ・・・（苦笑）
「いやぁずーっと一緒に（沼澤さんとは）やってきたもんだから、今日もタカが来るっていう頭があったからなんでか出ちゃったのかなぁ・・・いやっ、本当にすみませんっ！！！」
もうただひたすら謝るSALT。
後ろで見ていたタカさんご一行、大受け！
山木さんは「いーよ、いーよ（笑）」「だいじょーぶ！」と何度もおっしゃってました。
アンコールでは一番人気らしいFlying shoes。
初日では言ってませんでしたが、最終日は出ましたっ。ドクター中松ネタ。
大阪ではずーっと言っていたらしいけど東京ではなかなか出てきませんでした。
「ドクター中松が発明したFlying shoesをお届けしますっ」
とピアノに向かうSALT。
ずっこける観客。ええ、私も10秒くらい立ち直れなかったわ（爆）
でもやっぱこの曲はラテン要素たっぷりなだけあって自然に体が動くでしょ。
もうSALTもめちゃくちゃ動きながら弾きまくってて、
左手をバンって弾いた後にすっと左肩を落とすようにして動きが激しい。
同じようにして足もガンガン踏み込んでるから、
時々椅子から転げ落ちちゃうんじゃないかって思うくらい。
そしてヒートアップすると出てくるSALTの早弾き。
今回も派手だったなぁ。鍵盤のすみずみまで駈け上がる！
かっちょいー！

あ、SALTのカクテル、また紹介してたけど、
「どーですか？飲んだ方・・・あっ、どーですか？」と
SALTが前に座ってる私の友達にインタビュー。
ありゃぁ、ビックリしたねぇ＾＾；
きっと口から心臓が飛び出そうになったことでしょう。
私は昨日は頼まなかったんだよねー（爆）
2ndでも私の隣のお姉さんがインタビューされていました。
どうやらSLTファンの方らしい。こういう出会いも面白いのよねブルノは。

サイン会があるようなので参加しました。
SALTにはトリオをずーーーっと続けてくれるように言ってきたよ。
吉野さんの手ってすっごーーーく大きいんだ。暖かくて柔らかくて。
ベーシストの手はなぜこんなに存在感があるんだろうって
手さえも人柄表してるようで感動しちゃった。
山木さん、ものすごく出しきった感じのカオをされてて、
思わず肩貸しますって言いたくなるくらい。
でもまたぜひこのトリオでお会いしたいですぅと
真面目に握手しながらお願いしてきちゃった。
山木さんはとってもかわいらしい人なの。もぅあんな大御所なのに。
「また来てね！」って言ってくれて・・・泣けるくらい優しくてステキな人！
あ、自分のアルバムタイトル「Q」をステージで言うとき、
フリがついてた＾＾；超かわいかった！！
「っキューっ！！」って手で●書いて足で棒ひいて「Q」のポーズ・・・。

なんか面白かったのと素晴らしかったので
日記がとっちらかってしまいました・・・
ツアーTは男性用の売れ行きがよかったみたい。
SALTが頭をひねってました。よく見れば男性も多かったわー。
日曜ってこともあって客層もいつもと少し違う感じがしたな。