Brilliant＊note

毎年必ず行っている「ライブ・イマージュ」ももう今年で四回目。
先行先行とより早くとっても予約しても席が悪くなっていく・・・
うーん、衰えない人気、といったとこなんでしょうか？（笑）
今年は海外公演も成功！
ソウル公演はめっちゃくちゃ盛り上がってステージの方がビックリしたらしい。
国民性でしょうか？？（笑）

鳥山雄司（G）
小松亮太（バンドネオン）
松谷卓（Pf）
加古隆（Pf）
GONTITI(AG）
羽毛田丈史（Key,Music Director）
イム・ヒョンジュ（Vo）
葉加瀬太郎（Vl）(出演順）

相変わらず残響がドラマティックな国際フォーラム。
鳥山雄司の定番曲「Song of life」を聞くと『イマージュだなぁ～』って思う。
バンドネオンの小松亮太は新しくネスカフェのCM（ダバダ～♪ってやつね）をバンドネオン用にアレンジしなおした「めざめ」ってのが雰囲気ありありでまたよかった。
あとは私も大好きなピアソラの「レベルタンゴ」。
なんかこう・・・ふつふつと赤い小さい炎が見える感じ！
そして去年から参加している松谷卓。
25才の若者ですが、その佇まいはすでに年齢を超えてる感じ。
あのとうもろこしみたいなプラチナブロンドに染めた髪がまた・・・（笑）
ただモンじゃないって感じ。
「takumi」ってのはあの有名リフォーム番組でリフォームが完成した時の晴れがましい曲。
んもぉ、加藤みどりさんのナレーションがどこからか聞こえてきそうな感じです。
そしてもう一曲「Stargazer」！
これ聴いてビックリした。この曲も松谷さんのだったの・・・？
という感じでニュース番組に使われてる曲でしたね。
彼はアイルトン・セナのファンだそうで、この日（5/1）はセナの10回忌だったこともあり「セナのあのスピード感に少しでも近付けたら・・・彼のために今日は演奏したい」というようなことを付け加えて演奏。
加古隆！この人はいつも先生だなーって思わせる人。
意外性と芸術性の高さで毎回圧倒されるんだよね。
ここ数年定番の「パリは燃えているか」なんかはドラマそのもののダイナミズム。
それからもう一曲、ピアノとチェロ2台で弾いた曲があった。
柏木さんの音が聴けました（笑）
第一部、最後のGONTITI。
今回は何を言ってくるのやら・・・
今回は三上さん、メタルキョロちゃんの他に新しいキャラのぬいぐるみを手に！
なんだありゃ～？
「これはね、かものはしなんです。JR西日本のなんかキャラクターらしいですよ。ほら東日本はSUICAってあるじゃないですか、あれはペンギンでしょ？西日本はかものはしなんです。これもって日本全国津々浦々いこうかと。まだ西日本公演ありますから。しまいには何匹連れてこれるかなー」
というわけでイコちゃん（ぬいぐるみの名前）が各地でどんどん増殖中？！
相変わらず肩の力が抜けてリラックスできる「放課後の教室」もよかったにゃー。
他にCONTITIらしくなく勇ましい曲があったけど、それもよかった。


そして後半。
羽毛田さんが再登場。
（すでに前半からずーっとこのセンセはピアノを弾いてます。だってイマージュの音楽監督だから）
定番の「地球に乾杯」を披露した後、ソウル公演での話をし、その時に出演してくれるという話になったイム・ヒョンジュを紹介。
なんてまぁ・・・・かわいらしい（笑）
韓国では絶大な人気があるらしい。
歌を聴いてナルホド、と納得。
このカオにしてこの声？！
なんというか・・すごく聴きやすい発声なんだよね。
低音から高音までまったくといっていいほど無理のない発声。
こんなに自然に声が出る人は初めてかもしれない。
自分のアルバムの「サリーガーデン」と言う曲とユーミンの「春よ来い」を日本語で！
これがまたすごくきれいな発音なんだよね。
ちょっとうっとりしましたわ＾＾；
ごめんなさい、思わずその後の羽毛田さんがどこかにいってしまった（爆）
順番忘れてますが＾＾；どこかでOrchestra IMAGEだけのコーナーがあったのよね。
やった曲はエンニオ・モリコーネ来日でまた人気沸騰な「ニューシネマパラダイス」。
この時、鍵盤の青柳さんは舞台中央のベーゼンドルファーに座って指揮＆ピアノだった。
（余談：毎回イマージュってピアノがベーゼンドルファーなんだよねぇ・・・スタインウェイじゃない。ベーゼンドルファーの音色が聴ける貴重なステージでもある？！）
今回は第一バイオリンのNAOTO君があちこちでヒューチャリングされてた！
すっごいいい音。葉加瀬くんみたいな派手じゃなくしっかりした主張のある感じ。
これまた「はぁ～～～～～」とうっとり。
柏木さんを聴くつもりがNAOTO君を聴いていたと（笑）
そして「お待たせいたしました～～～」のいつものMCと共に登場したのが葉加瀬太郎。
相変わらず派手な登場だね＾＾；
今回は鳥山さんとのコラボで一曲。
その後は「流転の王妃～」とかいうドラマのテーマ曲をやってくれた。
「葉加瀬らしくないと言われる曲ですが、みなさん、加古さんの曲を聴く前みたいな感じに戻って下さい」
と一言（笑）たしかに加古先生みたいな重厚さがあったような。
そうそうNAOTO君はこの時、二胡を弾いてました！！！
あとはもういつもの通り「情熱大陸」ですよ。
小松亮太いつの間にかステージにセッティングされてるし。
しまいには2Fまでみなさん立ってました。
オケも踊ってます！バイオリン二人がいきなり楽器をおいてブレイクダンス風なことをしてビックリ。

そうそう。葉加瀬君のMCにも笑った！
待ち時間が長いことをいろいろ言っていて、
「みんな楽屋で何してんのかと思うじゃない？小松亮太なんかずーーーっと練習してんの。ジャジャジャ♪って音がずーっと聞こえるんだよ？あれ以上ウマくなってどーすんの？ってかんじだよね。・・・GONNTITIはね、楽屋ウルサイんだ。関西弁でね、ずーっとしゃべってる。かれらね今年で結成25周年なんだって。これ以上何を話す事があるんだろうねぇ？！そいからね、松谷くん。彼はずーーーっと楽屋をリフォームしてます！（嘘）『こんなところにも匠の技が・・・』とか言ってね！」
・・・ホントかよ。
さすがに先生たちのことはいじれない葉加瀬くんなのでした＾＾；

アンコールはいつもの通り「マイ・フェイバリット・シングス」。
全員出演。（イム・ヒョンジュさん除く）
ソロを一つずつ回して行く。そのたびに大きなスクリーンにみんな映ってなかなかパーカッションとドラムがよく見えた。

今回もまた楽しかった。
いい音、いい空間を休日に過ごせるのが、単純にイマージュのいいとこかもしれない。
Orchestra IMAGE are....
青柳誠（sax,key）鬼怒無月（g）渡嘉敷祐一（Drs）藤井珠緒（Per）渡辺等（Bass）柏木広樹（vc）NAOTO（vl）他。