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カテゴリ:つれづれな日
毎回、同じやり方/同じ道/同じ思考を繰り返すと
シナプスは同じ通り道でしか通らなくなる。 たまにはそういうのをやめようと思って本屋に行った帰り、 家に帰らず逆方向にあるタリーズコーヒーに行った。 本屋で買った「Buzz」と「Esquire」を持って。 タリーズの店員さんはみな感じが凄く良かった。 いわゆる店員スマイル、とか店員スタイルが微塵もなくて ココロの応対だなと感じて気分がよかった。 そこで「Buzz」をまず読む。 ブンブンサテライツのインタビューが載っているからだ。 彼らが写真付きで載る事はあまりない。 しかし読んでてビックリすることも多くて。 私が大好きなアルバム「UMBRA」の時には川島さんは命に関わる病と闘っていて「Photon」のツアーファイナルではオーディエンスと一つになれなかった気がして楽屋で悔し涙を流したと書いてある。 ステージ上の彼らはCOOOOOLL!!でオフステージのことはほとんどわからない。 たまにサイトに中野さんが書くのは「今、こんな曲作ってまーす!お楽しみに!」くらいだし^^; クールでアツイ人たちなのだな。やっぱり。 私は一見クールなようでいて内にアツイものを秘めている人は大好きなんだよね!(笑) ま、この受難が過去のものになっているようなので安心はしたけど。 ほとんど完成に近いと言う次回作がロック&ゴスペルってのもちと意外。 来年は全国ツアーだぁぁぁ(嬉)早く聴きたいなぁ。 他に「Buzz」特集はロック史50年。 読むのたーいへん^^; そして「Esquire」。 発売してからずいぶん経ってるなコレ。 菊地さんが表紙の「The Essence of Latin Music」。 中味ももりだくさん! 私みたいにラテンを浅くそんなに広くもなく(苦笑)な人間が読むと いろいろいろいろ.....でとっちらかっちゃうくらいの量。 でも文章を読んでいるとなんだかプチ地球の裏側旅行な錯覚さえ起こさせる。 これCD付いてるのに700円なんだよね。頑張りましたねエスクァイア編集部。 菊地成孔、アートリンゼイ、ファナモリーナ、アレハンドロフラノフ(なかぐろ略)の音源入り。 本屋で立ち読みしていた時に面白かったのは アートディレクター岡本一宣氏とデザイナー祖父江慎氏のコラムとインタビュー。 昨夜テレビでやってた工業デザイナー深澤直人さんの話も相当面白かったけど こういうモノ作りをしている人たちの話はすごく好きだ。 商業デザイナーとはモノを作る事で文化を作っているのだ。 「自分をいかに消すか」 これは....かなり印象に残った言葉だった。 クライアントにどうしたら気に入られるかというとこに終始しがちなとこに 深澤さんの強力なプレゼンは見事としかいいようがなかった。 「会社のためではない社会のためのデザインだと認識して欲しい」 ある意味、逆提案をされたクライアントの表情は変化していった。 自分達が売っているものが社会性を持っているということを認識させる事で売る方の気持ちを変化させたのだ。 受動から能動へ。 ・・・こういうのを本物のプレゼンっつーんだなぁ~。 *ちなみに深澤直人さんはauのインフォバーをデザインした人。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年12月18日 19時50分54秒
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