Brilliant＊note

最近のシンクロニシティ的なこと。

「当たり前だと思ってることは当たり前なんかじゃ決してない」ということ。

さっきテレビで言ってた。
東京大空襲から63年たつって。
家族を失った女性が「人が死ぬなんて簡単なんですよ、ほんとに」と言っていた。
どれだけのツライことを体験したのだろう。目に焼き付けざるを得なかったんだろう。

そしてキャスターが言った。
戦後約60年間の中、世界中で紛争が100以上起きている。
でも日本では一つも紛争はおきていない。

当たり前だと思ってる平和。
当たり前に明日が来ると思っているワタシ。
そりゃあ事故なんかに遭う可能性もないとは言いきれないけど、
でもやっぱり明日って思っているところがある。

そんなの当たり前じゃないのに。



青春時代に活躍していたミュージシャンが亡くなった。
まだ47才になったばっかりだった。
友達は「いるのが当たり前でいつまでも元気で存在しつづけるもの」と思っていたといった。
人間なんだからいつかは死ぬのだけど、
どうしても「いる」のが当たり前だと思っていたりする。
そんな根拠どこにもないのに不思議なもんで。

そんなの当たり前じゃないのに。


闘病して復活した人が言っていた。
ただ声を出す事、ただゴハンを食べる事、ただ歩く事、
全然当たり前のことじゃあないです！すごいことです！って。
それができるとすごく嬉しいんです！

昔は当たり前でなんとも思わなかったことが、
できることでバラ色にみえたりする。

当たり前っていつまでもあるものじゃあないと思うと、
見方を変えたりすると、そこに違う風景が立ち上って来たりする。
そういうのもイイのかも？
なんだか当たり前が多いと世界が狭くなりそうで。



それにしても。
40代で亡くなるミュージシャンが最近多くてやりきれない・・・


＜今日の一曲＞
スガシカオ「ココニイルコト」＊こういう歌もある.....（笑）

僕らが二度とない今を生きる星ならば
昨日と変わらない今日を生きる価値がある
歪んだ光はココニイルコト伝える
すべてはココニイルコト