237976 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

★GROSS(ドイツ歯科技工マイスター 大畠一成)のBLOG!!★  ●歯科界の動向●

★GROSS(ドイツ歯科技工マイスター 大畠一成)のBLOG!!★  ●歯科界の動向●

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

ztmko

ztmko

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Headline News

Favorite Blog

★あんなこと★こんな… よしののきみさん
ハブラシ、フロス…歯… saho☆dentalさん
技工戦士・渡邉 一… kingkazu1328さん
CROSS(宇毛玲)のBL… ウルレイさん
Oct 28, 2005
XML
カテゴリ:歯科技工とは?
★「歯の色」はヒトの体調によっても変化しますので、僕は今、風邪ひいて、熱がありますから、自分の「歯の色」も変化しているし、まして他の人の「歯の色」を分析することも難しいでしょうが、、、

●ヒトが物を見る際、ピントをあわせる点が中心窩(図参照)と呼ばれる「くぼみ」であり、最近、はやりのレーシックもこの点にどう焦点を合わせるかが課題となっている。

●記述したように、ヒトが「色」を見極める視細胞は「錘状体」であり、この「中心窩」の2mmの範囲に160、000の細胞が2度角で集まっている(下図参照)。言い換えれば、ヒトは2度の角度の範囲内で比較的(体調さえ良ければ、、、)、正確な「色」を分析できるわけである。これを専門的に「2度視野」と呼んでいる。

 さて、ではこれを我々の「歯の色」を見分ける際に当てはめてみよう。1m以上離れて見るヒトはいないだろうし、不可能である。通常、30cmと言われている。この30cmの距離にこの「2度視野」を考慮し、計算するとなんと「1cm」の幅しかない。1cmと言えば「前歯一本分」にしか相当しないのである。

 Farbebestimmen04

● このことから、OCT.19.2005の図は歯の横に「色見本」を置いてしまっていることで約2cmの幅になってしまうのである。よってこの方法が間違っていることが証明される訳です。

★正しい「歯の色」の見かた、または、その詳細「Gross dental information(グロース歯科学情報サイト)「大畠一成 著:シリーズ特集/自然観を追求した審美補綴~セラモメタルクラウンにおける”光”と”形態” 第2回 光と視覚のメカニズムと天然歯色調の把握法:医歯薬出版.月刊『歯科技工 』 1995年23号.6 P677~P700」
”PDFファイル”で掲載しております。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Oct 29, 2005 10:38:48 AM
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.