猫と光り物とその他いろいろ。

花粉の季節真っ盛りですね。皆さまいかがお過ごしですか？私は辛いです(笑)。

毎年毎年症状の出る私は「あ～ぁ、また来たか‥‥」って感じですが、いつもは症状が出ない
ダンナさんも今年は症状が出ているので、2人してクシャミ連発＆鼻水という‥‥こう、絵的に
非常に鬱陶しくなっています(笑)。

そんな今時期は洗濯物も基本的に部屋干しですし、つい部屋の換気も怠りがちに。‥‥いや
あんまり良くないと分かってはいるんですけどね。でも自らアレルゲンに接しに行くいうのも
それなりの勇気(？)が必要なんすよ＿|￣|○

そんな生活を送りつつ、花粉の季節が過ぎるのを待っているわけです。‥‥が。


10日ほど前から、ぷーが急に荒い呼吸をし始めるようになりました。胸を激しく凹凸させ、何かを
吐き出しそうな、でも出るのは息だけ‥‥という状態でした。

多くても1日に2～3回なのですが、一度始まってしまえば20秒ほど苦しそうな状態が続きますし
夜中でも日中でも朝でもお構いなしという状態に、最初は「そろそろ抜け毛の季節だしね～。
大量に飲み込みすぎたかな？」などと、のんびり構えていた旦那さんと私も心配になり、病院へ
連れて行くことにしました。

で。いつものかかりつけ病院で丁寧に診察していただき、聴診＆レントゲンでは問題なしと
いうことに。が、その日は連れて行った時間が時間だったので(というか、ご飯を食べさせて
しまっていたので)血液検査ができなかったこともあり「まだ症状が続くようでしたら血液検査を
しますから、今度はご飯を抜いて来てくださいねー」とのこと。

「何かストレスかなぁ‥‥最近カリカリしてるし(←私が、です)、そういうの伝わるよなー‥‥」
と自省して、態度を改めるよう頑張ってみたりしたのですが‥‥ぷーの様子は変わらず。

ぷーにとっては病院へ行くこと自体が多大なストレスなのですが、どうやらそんなことも言って
いられない状況のようだということで、今度はご飯を抜いて病院へ。


‥‥前回からのカルテに目を通した後、院長先生が言った言葉に私は青くなりました。

　　　「とりあえず、気管支を広げる薬を出しますので、それで治まらないようなら
　　　　CTを撮ってみましょう。それでも分からないようなら、専門の大学病院へ
　　　　行った方がいいでしょう」

続けて

　　　「そういう臨床症状は、猫にはあまり見られない（みっちのように、普段から
　　　　気管支弱い系の兆候がある子ならともかく）し、厳密に言うと歳を取った子なら
　　　　あるんだけど、そうではなく、ぷーちゃんのように若い子がその病気になって
　　　　しまったと仮定するなら、本当にあっという間に悪くなるので、早く検査して
　　　　しかるべき治療を始めないと」

と。‥‥もう言葉も出ません。


無言のまま固まっていると、ふと何かを思いついた様子の先生に

　　　「ぷーちゃん、今までに何かこういう呼吸系の症状は一度も
　　　　なかったんですか？」

と聞かれました。

　　　「今の家に越してきてすぐの頃に、ここまで激しくなかったけど
　　　　ちょっとありました。その時は前に住んでいたところの先生に
　　　　電話で相談して『ハウスダストの可能性もあるけど、もし続く
　　　　ようなら受診を』と言われましたが、少ししたら治まったので
　　　　それっきりです」

と答えると

　　　「‥‥あぁ、そっちかもしれないな」

と。


人間でいうところの“シックハウス症候群”のようなもの‥‥らしいです。猫にもあるんですね。

特にウチは、爪とぎも猫タワー(柱で爪が研げるようになっている)もあるのに、それでも壁紙で
爪を研ごうとするメル猫や、何度注意をして止めても襖の‥‥なんというか、端っこ(？)を齧る
メル猫がいるものですから(できる限りの予防策はとってあるんですけど)、そうした行動によって
建材の中の溶剤等が出てきてしまっているのではないか‥‥と。

引っ越して来てすぐに軽い症状が出たのは、リフォーム直後だったのでアレルギーの原因物質が
部屋に出て来ている状態だったということ、原因物質との最初の接触では抗体ができるだけなので
症状はさほど重くない‥‥等々と考え合わせてみて、とても納得できました。


‥‥ということで。

人間の事情としては今時期に空気の入れ替えはしんどい、けれどムスメ達(というか、ぷー)と
しては、こまめに空気の入れ替えをしてほしい‥‥という結果になりました。

ムスメ達の事情と人間の事情。どちらを優先させるべきかは‥‥そりゃ、ねぇ。


さーてとっ。日が落ちる前に、ちょっと空気の入れ替えしとくかな～。