カテゴリ:読書
葉室 麟さんの「花や散るらん」(2009年)を読んだ。 雨宮蔵人(あまみやくらんど)咲弥(さくや)夫妻が登場。 「いのちなりけり」の続編で「はだれ雪」と同じく赤穂事件が題材である。 実在の人物と創作された人物が入り乱れて面白い。 夫妻が可愛い娘香也(かや)ちゃんと平和に暮らしているとことから始まる。 てっきり子供ができたのかと思っていたら、 なんと、吉良上野介さんの孫娘さんであった。 赤穂浪士の討ち入りがあった夜、 かやちゃんはお父上の蔵人に「お爺様を守って欲しい。」とお願いする。 蔵人は一人で四十七士と対決することになった。 どうなることかと思われたが、 吉良上野介お爺様の見事な散り方で ハッピーエンドになるのであった。 新発田城公園に立つ堀部武庸(安兵衛)の像。 昨日、行われた義士祭。 赤穂藩 第3代藩主、浅野長矩の刃傷がきっかけで、 沢山の人命が失われ可哀そうな話である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年12月15日 11時52分12秒
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