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テーマ:ただいま教習中(322)
カテゴリ:生活関連
私は、グアテマラに来てから12年、車というものを運転したことが無かった。ここアンティグアという街は、1km2の中に何でも詰まっているような街で、歩いてすべてのことが済んでしまっていたからだ。日本にいるときは、最後の更新時にもう少しでゴールド免許になるところまでだったが、海外にいる期間が長いので、なぜか知らないけれど、却下された。それが、7年前だ。ゴールドになれば5年間更新しなくてもよかったので、しばらくは大丈夫だろうと思っていたのだが・・・・だめだった。
あれから7年。もうとっくの昔に失効している。 警察の法律では、免許失効後3年以内なら、(理由があるものに限って・・要するに海外にいて更新できなかった理由があるということで)、実地、筆記試験無しに再交付してくれるらしい。 しかしその3年も過ぎてしまった。 あの学生の時に、山形の合宿免許で取った(当時21万円したなあ)免許がもう使えないとは・・・ それで、今さら日本で取る気はしないのでグアテマラで取得することにしたのだ。日本の免許取ったって、費用がかかるし、グアテマラの免許から、グアテマラの国際免許証作ってそれで日本で使えばよいと考えたのだ。しかも安いしね! 実は車は、今年の4月にある日本人から、新車の2年落ちを購入していた。ガレージに眠っている。 グアテマラだったら試験も何もないんじゃないのという方がいれば、それは大きな誤解です。ちゃんと実地試験と、筆記試験が用意されてあり、誰でも受かるというわけではない。 まずは流れとして説明しておくと、 1.教習所でも個人無免許レッスンでもいいのでとにかく自分で運転できるようになることが必要。 2.試験場で筆記試験 3.筆記試験に合格したものだけが、実地試験 4.両方の試験に受かると、免許交付場にて免許書交付。 と、いたって日本と変わりない。 日本にいるときは、いつもオートマだったので、マニュアルは運転できない私だったので、まずは、マニュアル車になれることからはじめた。 まずは、近所のグアテマラ人エドワルドに教わることにした。日本の山形ぶりにマニュアルだ。ある程度、広くて人通りの少ない道路まで、エドワルドが運転。そこからは私。 左ハンドルか・・・後方確認するときどうしても、左側から後ろを見ようとして何も見えないことに気づく。ギアーも右側についているな。当たり前だが、1*年前の慣れというのは恐ろしい。 しばらく走ると、結構慣れてくるが、クラッチをよく忘れる。1速から2速、3速、止めて、バック入れてと・・・・・Uターン。 エンストもするし、ふかしすぎていたが、まあ初日にしては、結構動かしたなと満足だった。 今日一日終わって、エドワルド曰くまだ合格はしないだろうという。 そんなに面倒なの!!もっと簡単じゃないのかと思っていたが、運転がちゃんとできなければ試験は合格しないそうだ。(あたりまえか) エドワルドは忙しそうなので、民間の教習学校を探す。 アンティグアにも一軒あったがかなり値段が高いので、グアテマラシティーの教習学校でアンティグアまで出張してくれるところの申し込んだ。ただ1つだけ条件があり、アンティグアまで出張するということで、一日5時間集中コースを取らなければならないとのことだった。でも費用は5時間で出張費、車、ガソリン代込みでQ275ぽっきり(3800円なり)だ。これに決めた。 申し込みの次の日に、ワーゲンよりもちっちゃい車が家までお迎えに来た。自動車学校の看板が車からはみ出すように頭についている。 「これか、これならぶつけないだろう。」と思っていると、今度は車より大きい経営者兼校長兼教習員の、100k級の男がでてきた。名前はカルロス(仮名・・仮名使ってどうする・・)。 つづく ここから先はまた明日かあさって書きます。 ---------------------------------------------------- 今日の宿泊者 13人 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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