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今日も朝からチラホラ雪が舞う、いかにも冬らしい天候の新潟市。
でも、昨日までとは違って風がないので、あまり寒く感じない。雪も少し融けた。 アルビレックスの練習は、今日も練習場がフットサルコートから某企業の体育館に変更とのことで、非公開になったそうだ。冬の新潟は、天候の影響を受け易いので、思うように練習できない選手たちにはかわいそう。 野球やサッカー、ラグビーなどの屋外スポーツは、雪国ではどうしても不利になってしまう。 新潟のスポーツの特徴は、ウインタースポーツ(もっぱらスキー。あまり寒くないのでスケートは発達していない)とインドアスポーツ(バスケ、バドミントン、レスリング、ボクシングなどは全国的にもレベルが高い)に偏り、野球、サッカー、ラグビーなどのアウトドアスポーツは永らく「不毛地帯」と言われてきた。 近年は、新潟出身のプロ野球選手が少しずつ増えてきたが(現役は7人)、その大半が投手で、守備練習ができる期間が限られているせいか、伝統的に野手が育たない、という傾向がある。 Jリーグで活躍するようなサッカー選手も実に少なくて、目立つのはジュビロ磐田の川口選手くらい。アルビレックスでさえ新潟出身は2人しかいない。ましてや日本代表となると、先頃引退したDF神田選手だけ、といったところだ。 その背景には、気候以上に、もともと争いごとが苦手な新潟人気質、というものが根強くあって、実力勝負のプロスポーツに向いていない、という根本的な問題があったりする。 そんな中で、ホークスの星野投手などは、ご本人はいかにも「新潟っぽい」人なのだが、あれだけ押し出しが強くて個性的なホークスの選手たちの中で頑張っているところを見ると、新潟人としては稀有なメンタリティの持ち主なのだろうな、ということがよく分かるし(何事にも動じない飄々とした雰囲気が、すでにタダモノではない)、ジュビロの川口選手も、ゴン中山や名波などのタレント揃いのチームにあって「スーパーサブ」としての地位を確固たるものにしているあたり、いい意味で「新潟人離れ」しているのだろう(本当は、アルビに来て欲しいんだけど)。 新潟ではサッカーとバスケの「アルビレックス」のおかげで、プロスポーツが一気に花開いたけれど、本当に「新潟は凄い」と言われるためには、もっと地元出身の選手がプロとして大きく羽ばたく環境が生まれなければいけないんだろうな、と思う。 そのためにも、もっともっと殻を破らなければいけませんね、新潟人は(もちろん、私もです)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.01.24 17:36:25
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