カテゴリ:ラグビー
朝からピーカンで気持ちいいったらありゃしない一週間の始まり。それなのに、朝っぱらから眠くて眠くて仕方がない。
え?「遊び疲れだろ」ですか?…おっしゃる通りです。はい。 昨日は朝8時の新幹線だったので、万全を期して早く寝るつもりだったのに、1時過ぎからNHK地上波(新潟ローカル)で再放送された大分戦を思わず見てしまい、寝たのが3時過ぎ(←ただのバカ)。その分、新幹線の中で寝ようと思っていたのに、ついつい本を読みふけってしまい、気がつけば東京到着。結果、超睡眠不足状態でグラウンドへ行くことになってしまった。 東京駅から山手線に乗り換え、品川へ。ここで京浜急行に乗り換えて平和島へ。 およそ8年振りの平和島駅前は、大して変化もなく、グラウンドへの道順もちゃんと覚えていたので、すんなりとグラウンドに到着。以前は毎週日曜日にタッチラグビーの練習に来ていた場所だけに、体がちゃんと覚えていた。 今日は毎年恒例のタッチラグビー東京都大会のため、ここ東京ガス大森グラウンドへやってきたのだった。グラウンドの門を入ったとたん、グラウンドから歓声が聞こえてきた。グラウンドには色とりどりのジャージを着た人たちがたくさん。お~、やってるやってる。(フォト日記はこちら) ここで少しご説明すると、タッチラグビーとは、スクラム、タックル、キックを一切しないラグビーで、タックルしない代わりにボールを持った人にタッチをする。オフサイドルールはラグビーと同じだ。基本的にはラグビーグラウンドの半分の広さのフィールドを使い、選手は6人ずつで闘う。サッカーで言えばフットサルのようなものである。ラグビーと違って危険性が低いので、小さい子どもから年配の人まで、老若男女を問わず楽しめる。(詳しくはこちらをどうぞ) 私が所属しているタッチラグビーチーム「チアーズ」は、東京都タッチ協会の中心になっているチームなので、大会運営もウチのメンバーが中心になってやっている。グラウンドへ行くと、まずは大会本部のテントへ。 「お~、来たなぁ~」「いつ来たの?今朝?」「今日帰るの?」 と矢継ぎ早にみんなからの質問を浴びる。1年振りに会うみなさんは、相変わらず元気そう。しかし、この1年ですっかりオヤジ体形になったメンバーが約2人。ちょっと、それはやばいんじゃないの。子ども連れも増えたし、15年もつき合っているとみんなの状況はそれなりの変化を見せる。気がつけば、 「年取るわけだねぇ」 が挨拶代わりのようになっていた。 本部テントの中でしゃべっていると、Rさんが顔を見せてくださった。このRさんは私が15年前に初めてチーム練習に参加した時、ボールの持ち方やパスの投げ方を丁寧に教えてくださった師匠である。 「やぁ~、こんにちは。元気そうだねぇ」 ─お久しぶりです。…あれ?今日は奥様は? 「カミさんは今日は上井草。息子の試合の方に行っちゃった」 Rさんの息子のKくんは、今年から早大ラグビー部1年生。SOとして、1年生の早明戦に出場したりしているらしい。初めて会った時はまだ小学生で、ちっちゃくてかわいい子だったのに、もう大学生か~。私も年を取るわけだ。 お父さんと伯父さんが早大ラグビー部OBで、伯父さんは監督もやったことがあるという、「早大ラグビー血統」は折り紙付きのKくん。早明戦に出場するような選手に育ってもらいたいものだが…。 ─でも、もしもKくんが早明戦に出たら、困っちゃうな。こっちは負けるわけにはいかないし、Kくんには頑張って欲しいし…。 と言うと、Rさんは、 「ははは!いやいや、まだまだだよ」 と言いながら、まんざらでもなさそうに笑った。 私はテントの中にいたり、チアーズの試合の応援をしたり(もう私はついていけないのでもっぱら観戦)、グラウンドのあちこちを歩き回っていた。大会は順調に進み、エキサイティングクラス1st(一番レベルが高いクラス)の決勝が3時過ぎに行われた。タッチラインのすぐ脇に立って、他の人たちと一緒に観戦。 優勝したUNDERDOGSというチームは日体大OBで固めていて、そのプレーや戦術のレベルの高さに感心。攻撃でも守備でもフィールドを一杯に使い、ひとりひとりの「スペース」に対する意識が、他のチームとは段違い。攻撃ではスペースにどんどん走り込んでくるから相手ディフェンスは追いつけず、守備では逆にスキのないゾーンディフェンスで相手のスペースをなくしてしまうので、相手チームはどんどんタッチラインに追い込まれ、パスを出すこともできずに攻撃の糸口すら掴めない。スペースの意識が高いから、むやみにボールの動きに釣られる、ということがない。う~ん、素晴らしい。 これは15人制ラグビーにもサッカーにも通じることだよね、と、我がチームのキャプテンと話しながら見ていた。 大会終了後、後片づけをしてから大崎へ移動。移動の車を待っている間、クラブハウスでぶらぶらしていたら、受付カウンターの後ろに多数のサイン色紙が飾られているのを発見。見ると、長嶋茂雄さんや巨人の上原、高橋由伸ら野球日本代表の選手数名と、FC東京の石川直宏のものだった。去年のアジア予選前に、ここの野球部グラウンドに野球日本代表が練習しに来た時に、巨人の選手だけにサインをお願いしたのだそうだ(それは支配人さんが巨人ファンだから)。FC東京の石川のものは、年に数回、FC東京がここで練習することがあるので、その時にもらった、とのこと。石川くんもオリンピックに出ますからね。お宝になりますよ、これは。 その後、チームの人の車に乗っけてもらって大崎へ行き、駅ビルで打ち上げをした。私は新幹線の時間があったので1時間ほどしかいられず、後ろ髪を引かれながら東京駅へ行くことになった。 みなさん、また来年、元気にお会いしましょう! 私が東京にいる間に、全国大学野球選手権で明治の一場くんが完全試合をやってのけたり、バファローズとブルーウェーブの合併問題は訳の分からないことになってるし…で、いいこと悪いこと、さまざまである。 …と思ったら、一場くんってばGやんつに入ることにしたんだって。_| ̄|○ 明治のエースといえば、星野仙一の時代から今の川上憲伸に至るまで「打倒Gやんつ」に燃えるのが伝統なんじゃい!…と言っても、決めちゃったのかしらねぇ。(´・ω・`) まだ間に合うぞ、一場くん! また、大分トリニータが小室哲哉とスーパーバイザー契約をしたという華々しい話題まで。やるね、大分。これからどんな演出をしたりするのか、大分のホームゲームから目が離せない。 新潟はペンパルズだからな~。ちょっとスケールが違いすぎるけど。Jリーグも、大都市圏のクラブより地方のクラブの方が新しいことにチャレンジしているように感じるし、プロ野球もそういう地方サッカークラブの試みから学ぶべき点は多いんじゃないかと思うのだが。 ところで、早大ラグビー部の公式サイトに部員紹介があったので、RさんとこのKくんを探してみたら、いたいた。おぉ、すっかり大人っぽくなっちゃって(大学生になったんだから当たり前か)。みなさん、ヨロシクお見知り置きを。 しかし、その前に…トップページを見て愕然。 春の早明戦、71-14ってなんやねん。_| ̄|○ しかも、会場が「大分ビッグアイ」ですと。同じスタジアムでアルビが勝った翌日に明治がボロ負けしたってわけですか。_| ̄|○ メイジ再建の道は遠いなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.06.14 16:01:34
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