カテゴリ:サッカー
エメ移籍の話題では、Gabbynaさんからの「ブラジル迷惑選手典型パターン」…
『某クラブでプレイ、凄い人気→我が侭、言うことを聞かない、個人プレー→自分の国(ブラジル)へすぐ戻る→チーム怒るが解雇できない→迷惑かけ選手の代理人、大抵金のあるカタールなどのチームで金を稼ぐべき(違約金を払うため)契約を密約しておく→何もしらないチーム、急転直下の移籍にビックリ…』 という図式を教えていただき、非常にお勉強になったのだが(ウチのブラジル人選手たちにはそんなことはなさそうなので、よかったですよ、ホント)、浦和も山瀬功治の移籍騒動から始まり、アルパイのことがあったり(これはちょっと事情が異なるが)、エメのことやら、今年は色々なことが起こる年のようで、よそ様のことながら大変だなあ、とお察し申し上げてしまうわけである。 ま、そんなこと言ったって、浦和が弱くなるワケでもないし、エメがいなくなればエスクデロあたりが出てくるだけのことだろうし、大勢に影響はなさそうなのが、ウラヤマシイ限り。 で、今回のことがあって、かつてワタクシがサポ(あるいはファン)の立場で経験した選手の移籍のことを、思い出したりしたのであった。 ワタクシの記憶の中で、どうにも納得できない思いをしたのは、日産ファン時代、当時日産の主力だった柱谷哲二が読売クラブに移籍したときだった。 日産にとっては宿敵中の宿敵である読売に「柱谷を取られた」という事実は、例えるなら、タイガースの赤星をジャイアンツに取られる、みたいなもので、かなり衝撃的であった。 以来、ワタクシの中の「アンチ読売クラブ」度は120%アップし、その後の「日産vs読売クラブ」から「横浜マリノスvsヴェルディ川崎」に至るまで、あのグリーンのユニフォームを見るたびに闘志倍増したものである。 まあ、ヴェルディサポの人に言わせれば、「そっちこそ、中澤を横取りしたじゃないか」という話になるに決まっているので、お互い様ではあるのだが。 新潟に帰郷してアルビサポとなってからは、選手の移籍に「納得できない」というよりも「選手に出て行かれる悲哀」の方が強くて、腹が立つよりも、ひたすら「悲しかった」ことばかりだ。 鳴尾が磐田へ行ってしまった時も、たった1年で黒崎に見切りをつけられた時も、慎吾と寺川が先にJ1へ出て行ってしまった時も、 「ビンボーなんて、J2なんて、もぉいやだあぁぁぁぁぁ!」 と、夕日に向かって走り出したい衝動にかられたものである。いや、マジで。 そのときのことを思えば、名古屋から主力選手が移籍してきたり、元ブラジル代表が入ってきたり、ということが普通のように起こる現在の状況はユメのようでもあり、こういう状況がこれからも続くように、ちゃんとやんないとダメなんだよなあ、元に戻っちゃうのは簡単だし、と思ったり、それはそれで大変だったりする。 まあ、選手の移籍で一喜一憂するのはサポの仕事みたいなものだから、いいことも悪いこともひっくるめてクラブを愛していかないといけないのだよなあ。なんてことをしみじみ噛み締めてしまうのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.12 01:34:52
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