カテゴリ:アルビレックス新潟
BS-Iの中継を留守録しておいたビデオはまだ見ていないのだけれど、先制したシーン、そして最後の失点シーンは、ダイジェストで見た。
ふーむ、なるほど。 先制シーンは、見事だった。狙い通りの点の取れ方だったと思う。よかったよ、うん。 そして失点シーン。 最初のエジのボールの奪われ方。そしてそこから後の、ボールの運ばれ方、そしてミドルシュートの決められ方…。 一言で言うならば、全員の責任。誰か特定個人の責任ではなく、あのときピッチ上にいた11人、そして監督を含めた全員の責任、ということなんだろうなと思う。 それについてソリさんは、「全て私の責任」と言った。 「日本人選手は、プレッシャーを引き受けてくれる存在を必要としている」と言ったのは、大分トリニータのトゥーリオだったけれど、新潟には反町監督がいる。 こういうとき、ソリさんは、いつも「全て私の責任」と言ってきた。こういう指揮官の姿勢から、選手たちが何かを感じ取らなければいけないし、実際、今までも、こういった姿勢を貫く監督を信頼して闘って来たのがアルビレックスというチームなのだから。 先日の川崎戦のあと、 「このような想定外の現実に対して、本人がどう考えるか、ということに、本当の意味があると思っています」 とメールに書いて下さったのは、某選手のお父さんだった。 今、改めて、この言葉が持つ深い意味を噛み締める。 どんなに想定外の現実であっても、そこには必ず原因があり、それを自分たちの中でどう受け止め、どう解決するのか、そしてどういう形で自分たちのエネルギーに変換していくのか。大切なのはそういうことだ。 「まだまだ、オマエたちは甘い」と、サッカーの神様は言っている。 楽をしようとせずに、一歩一歩、勝ち点1ずつでもいいから泥臭く積み重ねて行け、と。 幸い、勝ち点1は積み上がった。それをもっともっと、確かなものにしていくための闘いは続く。そして、そのひとつひとつが、アルビの明日に繋がっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.10.29 23:28:45
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