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カテゴリ:おっぺけぺー
家の出口の前が土になって雑草が生えてたりするのだけど、なぜかでかい石っころが何個か転がっている。
とくに意味はないものと見える。 今朝、ためしにこの石っころを1個動かしてみて、思わず大きく1歩後ずさった。 石の下にダンゴムシの大群がうごめいていたのである。恐ろしいほどの数である。 彼らの生態はよくわからんのだが、基本的には群れるのを好む虫らしい。 というか、親ダンゴムシがまとめて大量に卵を産みつけるわけだから、当たり前なのか。 冒頭に「とくに意味はない」と書いたが、ダンゴムシにとっては意味があったというわけ。 気持ち悪いので、彼らをぐちゃっとつぶさないように石をそっと元に戻し、そそくさとその場をあとにしたわけであるが、歩きながらふと思った。 「風の谷のナウシカ」に出てくる「大蟲(オオム)」のモチーフは、ああいうダンゴムシの大群に違いないな、と(違うかもしれないけど)。 もしくは、海辺の岩などを這い回っているフナムシの、どっちかだな(違うかな)。 たぶん「ナウシカ」の原作者は、私と同じ光景を見て、あまりのダンゴムシ(フナムシ)の数に驚いたのに違いない。 だが、彼が私と違って偉いところは、あの大群を見て、最終的に「ナウシカ」のクライマックスで、巨大ダンゴムシ(大蟲)の群れが、風の谷に押し寄せるシーンに結びつけるところまで漕ぎつけたことである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 22, 2006 06:20:25 PM
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