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カテゴリ:愛しきもの
幼馴染みのだんなが自己破産することになった。
結婚してすぐ家を建て、だんなは独立して、 自営業を。 新築の家に住む彼女に会いに行ったのは5年前だったかな。 遠く離れた親友とはメールだけのお付き合いになっていた。 いつも、 「時間が取れたら、ゆっくり話したいね。」 というのがふたりの口癖みたくなってしまってた。 ・・・・・・ あまりにも自分と生きている場が違いすぎて、 彼女からメールが来るたびに、 落胆していく自分が嫌いだった。 疲れている。 歳とって不調だと、専業主婦の彼女からのメール。 同じ歳。 自分の歳を考え、未来に不安を感じ、どこまでも落ちていく自分。 特に、年下と付き合っていたときには、心にグサグサと刺さっていく言葉だった。 そんな彼女が 泣いても泣いても涙が止まらないという。 『こんな状態なのに、倒れるどころか太る一方なんだよ。 私、かなり図々しくできてるみたいだ。 あなたの方が体弱いね。』 と・・・ 5年分の話。 彼女の気が済むまで聞いてあげたい。 今からでも間に合うかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.12.11 13:40:29
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