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ニャンコと綴る行政書士の日常

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2005/04/22
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カテゴリ:法律事務所事件簿
昨日のWライセンスの話で、昨年まで勤めていた法律事務所での、ある法律相談のことを思い出しました。

その事務所では、メールや電話相談は一切受け付けず、正式に依頼する前の、対面式有料相談を基本にしていました。

有料相談は1時間2万円と、比較的高い設定でしたが、多い日は一日2~3人の方がみえました。ほとんどの方は、有料相談のみで終わり、正式に依頼に至るケースは、そのうち1割程度だったと思います。

その中に、月に3回も4回も有料相談にみえる方がいました。専業主婦のようなのに、それだけの相談料を払えるということは、相当裕福なご家庭なのだろうと思っていました。

その方が帰られたある日、先生が言いました。「あの人のご主人、わりと有名な先生なんだよ」。

聞けば、そのだんな様、本業以外に難関資格をいくつもお持ちで、その勉強法を紹介した本まで書かれている方。実は私も読んだことがあり、いたく感動したのですが、何とその奥様だったのです。

相談内容を見てまた驚きました。その先生は、自分の秘書2名、その他別の女性の計3人と関係を持ち、自宅にもほとんど帰ってきていないということでした。

自宅では「オレは神様だ。何をしても許される」と言っているとか・・・。

大げさではなく、頭を思い切り殴られたような衝撃を受けました。
私は幼い頃から、人間の裏側の汚い部分をいろいろと見てきたつもりでしたが、まさか偉い先生が、そんなことをするなんて、、、。
でもきっとどこにでも転がっている話なのでしょう。他にもたくさん、普通では考えられない事例がありました。

事実は小説より奇なり。法律事務所は、おぞましい人間模様が、数多く渦巻く場所でした。






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Last updated  2005/04/22 12:17:42 PM
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19のままさ@行政書士さくら

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