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里見八犬士☆犬坂毛野の夢

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2006.01.06
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カテゴリ:心の叫び
今 キミの胸から溢れ出す 暗闇に光を散りばめる

ダイヤモンドダストの煌く夢 キミのときめき

僕は想うだけでもドキドキするよ.....

嗚呼 生きる事に苦しみ 独り冬の雨を降らせてる

僕を襲う絶望の北風 僕の希望を吹き飛ばす闇の力

たった独りの徹底抗戦に疲れ果てた 傷心の僕は 

夜毎 独りキミの熱い夢 素敵な夢を想い続け

僕の夢を抱きしめて 冷たいベッドで夢見るんだ

孤独と絶望のスパイラルに 今涙の雫が溢れる僕はさ.....



嗚呼 僕は胸が苦しいよ とっても切ないよ.....

もう夢が叶わないなんて 言わないでよ

そうさ キミの素敵な夢 ずっとキミを裏切らないよ

例えどんなに今という時が キミに辛く当たっても

夢を抱きしめて欲しいよ 僕を抱きしめるようにさ

キミの夢を愛してあげて欲しいんだ

だってキミが どんなに寂しい時でも

いつもキミの胸に溢れる 希望しか知らない夢の焔

寒さに凍えるキミを熱くし闇に光を燈してさ

冬の嵐の夜 たった独りで 涙が凍りついた日も

勇気を出して 闇夜を歩けたんだからさ.....



ねぇ 覚えているかい?

初めて奏でた 僕のピアノの煌く音色

キミの生まれた街の 大空に響き渡った日の事を.....

そして僕の傍でキミの大好きな素敵な歌を

キミはカナリヤに成って ずっと歌い続けてくれた

あの宵の キミの歌声に込められた温もり

僕が一杯感じた事を そして僕の感極まった

キミの夜空に響き渡る 僕の嬉し涙の涙声を.....



そうさ キミの夢が叶った瞬間の

キミの胸のときめきを.....



あの冬の日の キミのときめきは 

キミの硝子細工の心 音を立てて砕け散った日

胸に刺さった苦しみの破片 キミの血潮が溢れる前に

みんな溶かしてしまった筈さ キミの夢の力でさ

嗚呼 何色にも染まらない キミの想いが創り出す夢

甘酸っぱいキャンディーのダイヤモンドダスト

僕の胸をときめかす キミの描いたファンタジー 

凛としたキミの胸から溢れていた筈さ.....



嗚呼 キミの胸の鼓動 聴こえてくるよ

夢を取り戻した キミの身体を熱くする

真冬の冷たい風を 熱風に変える想い 

キミの夢が蘇った キミの歓喜の熱情が

僕の身体に情念の稲妻を走らせるんだ

嗚呼 キミの素敵な夢 僕の身体を駆け巡るよ

嗚呼 キミのときめき 僕の胸に満ちているよ



僕は待っていたのさ キミが夢を想い出すのを

そうさ キミの夢の涙声 叶えてくれないって

いつもキミに泣き叫んでいる キミの夢の悲しい声音

ずっと僕の胸に響いたのさ 冬の夜空を伝わって

僕の部屋迄届いたのさ キミの夢の涙が雪に成って

悲しみの結晶が 冬の夜空に舞い散るのを

僕は夜毎涙を零しながら 独り寂しく眺めていたのさ

僕のベッドで枕を濡らして 孤独に震えるの夢の涙

雪のように舞い散る景色 僕の胸を締め付けたんだ.....



嗚呼 僕は感じたんだ 僕の眠りの中で見た

夜空に煌く雪の結晶 あれはキミの涙だって事を

キミ慟哭 魂の叫び キミが一番叶えたかった夢

キミの命 消さないための 恐れを燃やす命の火  

掛け替えの無い夢 あどけない子供の頃に描いた

甘酸っぱくて切ない夢 キミは抱き続けたいのさ 

キミの心の叫び 僕の夢の中迄響き渡ったからさ.....



嗚呼 キミが夢を取り戻すために

僕は生まれ キミと出逢うさだめだったのさ 

あの少年の日 僕はもう死にたいと想う位 

胸が痛くて 寂しくて 悲しくて 目を真っ赤にして

流れ落ちる涙の雫 いつも前髪で隠していた

あの冬の日の夕闇で頬を染めた 童顔の少年は

今 キミの夢を蘇らせるために 

涙を飲んで生きて来たのさ.....

そうさ 僕とあいつとの夢 叶えたかったから 

あの思春期の孤独な僕は あの路に倒れなかったのさ



そうさ 僕はキミの夢 キミを生かす命の火

僕は夢見るために生きてきたのさ

僕の身体を痛めつけ 心を壊す総ての敵に

憎まれても 脅されても 僕はただ欲しかったのさ

キミの夢を 僕の胸一杯に広がる程

抱きしめて見たかったのさ 愛したかったのさ 

そうさ 思春期の僕が あの冷たいベッドの上で

夜毎甘い夢を見て 微笑んで眠れるようにさ.....



嗚呼 キミの夢を蘇らせるために

僕はキミと 出逢ったんだよ



嗚呼 キミは信じて欲しいよ 夢は必ず叶うって

想い続けて愛していれば 夢はキミに微笑むんだ

嗚呼 ときめいて欲しいよ キミが夢を持ち続けてさ

輝いていて欲しいんだ キミが夢を必ず叶えてさ



この世の時計が止まり 

地上の悲しみの日が終わる迄

僕はキミの傍にいるから 

ずっと ずっと一緒だからさ

嗚呼 キミは生き抜いて欲しいよ

キミの夢が叶う日だけを夢に見て

精一杯のキミの想い 夢を愛するキミの熱情

夜空に響き渡らせて欲しいよ.....




今 絶望と斗い 独り凍えながら涙を飲んで

夜明けを待つ僕を 生かしてくれるのは



僕の命の火を燈すのは

そうさ いつだって

キミのときめき

キミの夢なのさ.....


僕の命の火 

どうか燈し続けておくれよ

キミが夢を持ち続け

ときめき続けてさ.....


僕の命の火 

消えないためにさ.....







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最終更新日  2006.01.06 05:16:28
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