終末のあーぱんまん(前編)
次男🐻❄️は生まれた時からふわふわブランケットを年中愛用している。兄貴🐻が高度なママ厨なので、🐻❄️には拠り所のひとつ?として私がわざと仕向けたという経緯がある。このブランケットは、ブランケットというよりは完全に毛布よりのサイズで、ふわふわ感はピカイチだ。某ファッションセンターで適当に選んだわけだが、🐻❄️はこれをこよなく愛し、たびたび探しては小躍りしながら埋もれている。〝ままも、一緒にすりすりしよう!”と態度で示してくる。その圧が凄くて断れない。尊敬する師匠🐻にさえ、これだけは譲れないらしい。(もちろん師匠は興味がない。においに敏感な🐻氏、小さな声で、くさい。と言っている。)夜もこれがあれば、安心して眠ることができる。しかし、ひとつ誤算があった。カムノダ。とにかく四隅を噛んでいるのだ。こうして、四天王(四隅)が生まれた。……これがエピソード0だ。