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カテゴリ:「うきうきな気分」
豊岡市人権教育推進協議会主催の「館野泉コンサート」に行ってきました。
第一部は「人権教育推進」活動の一環として小中学生、PTAから募集した標語やポスターに対する表彰や、朗読が催され、文字表記や、手話通訳を活用して、身障者、身体の不自由な方にも参加していただけるよう配慮されていました。 第二部はコンサートですが、演奏者自身、脳溢血で倒れてから奇跡の復活をして、世界中で活躍されている左腕の演奏を聴かせていただきました。 演奏は、お馴染みバッハ作曲、ブラームス編曲の「シャコンヌ」から。 続いて、スクリャービン「左手のための小品」から前奏曲と夜想曲。 吉松隆作曲「アイノラ叙情曲集」と続きます。 目を瞑って耳を傾けると、とても左手だけでの演奏とは思われません。 ご本人は、そういう評価は決して望まれるものではないと思いますが、健常者の演奏としても、大変すばらしい演奏であったと思います。 休憩を挟んで、お弟子さんの平原あゆみさんとの三手の連弾、吉松隆作曲「四つの小さな夢の歌」もう一つ谷川賢作作曲「スケッチ・オブ・ジャズ」の演奏。 三手の連弾もすばらしく、平原さんのリードを助ける配慮の行き届いた演奏振り、最後の曲は、エリントン、サンソン・フランソワ、カーラ・ブレイ、ジャック・ルッシーニに捧げる曲とかで、ここで、私の好きなカーラの名前を久しぶりに思い出しながら聴きました。 アンコール曲は、カッチーニ作曲「アヴェ・マリア」 これは白血病で若くして生涯を閉じた本田美奈子さんの歌っていた曲です。 会場はほぼ満席、多くの方が演奏に魅了され、豊岡市の粋なクリスマスプレゼントをいただいてきました。また、こういう企画を地方から、発信していただきたい。 今日は、不良オヤジも、珍しくいい時間を過ごせました。 有難うございました。 コンサートの後は、いつもの「紺屋さん」で、一休みしてきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月18日 13時26分06秒
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