≪はぎうだちづこ≫の夢～公式ブログ

この子達の笑顔を消さないで！


今夜、集団的自衛権、安全保障関連法案に関する法案が通ってしまうかもしれない。
このままでは孫たちを戦場に送ってしまうことになる！
絶対に戦争には行かせたくはない！
国会中継を何度も何度も見て来たが、一度として、「ああ、なあるほどこういうこと
だったのか」と納得した説明を聞いたことはなかった。
メリットばかりを言い、デメリットに関することを一切言わない。
賛成だ、反対だ……という以前に、何を言っているのかがわからないのだ。
答弁するたびに言っていることが変わってくる。
「何度も説明をして来ました」とか、「ご理解を戴くための説明は何度もやって来ました」
とか、同じ言葉を繰り返しているだけで、何にも伝わって来ないからわかりようがない！
私に理解力がないのか、理解しようとする努力が足りないのか、いずれにしても、私のレベルの人間に理解させるだけの説得力を持つ人が説明してくれなければわからない！
わからない奴は黙ってろ！なのか？
そうは行かない！私だって納税者の一人、国民の一人なのだから知る権利はある。
何故、机上論ではなく、事実上の具体性や客観性で話をしてくれないのか！
本当に人道的支援だけなのか、若者を本当に戦場に送り込まないのか！
自衛隊を本当に戦争に巻き込まれないのか……何一つ見えてこない！
決めた自分達は戦争には行かないのだから、それでいいかもしれない。
自分達は失うものがないから悠長なことを言っていられるのかもしれない。
来年、戦争に送り出すことにはならなくても、10年後はわからないではないか！
私の親戚や知人にも、70年前の戦争で死んだ叔父さんやお兄さんがいる。
終戦一ヶ月前に、誰でもいいから……とかき集められて戦死した知り合いの人がいる！
小さな子供を置いて戦死した近所の友達のお父さんもいる。
戦うどの国の兵隊にも家族がいる！残される者がいる！泣く者がいる！
理解なんて出来るはずはない！
納得なんて出来る訳がない！
説明すれば責任を果たしたことにはならない！
説明することと納得させることはイコールではない。
説明して、理解させ、納得させて初めて本当の説明責任を担うことになるのだ。
何も出来ないのか……どうしようもない自分に苛立つ！
車イスの私に何が出来るのか。
何も出来ることがないのか……。
次世代にこんな形で世の中を渡したくない！
国会周辺のデモ隊の中に、高校生や学生、子供を背負う若いお母さん達が声を枯らして
叫んでいる姿を見た時、大人の一人として申し訳なくて涙が出た。
心の奥で叫んだ！「ごめん！私も頑張るから、若い力を貸してください！」

それから、申し遅れましたが、この度の雨による被災地の皆さまにお見舞いを申し上げます。