小林涼子:映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』(2019)
今回もまたまた映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』から。今回取り上げるは、主人公の婚約者役を務めた小林涼子さんです。まずは、小林涼子さんのプロフィールを確認。■オフィシャルサイト■Wikipedidaいやーーーーーー、とにかく顔が小さい!!何回観ても小さい。見るたびにつぶやいてしまう、小さい、と。そして、かわいい。そんな可愛さに、私の脳裏にもしっかり印象に残っている女優さんなのですが、一体いつから小林さんのことを見たことがあったのか、正直記憶にない・・・Wikipediaを見てみると、子役をしていたこともあるし、雑誌『ニコラ』のモデルもしてたんですね。出演歴をみてみると、刑事もののゲスト出演なんかも多くて、もしかしたら、それで何度となく見ていたのかもかもしれないな、と思いました。長い髪のイメージがあったのですが、最近はショートなんですね!顔の小ささが際立って、ますますかわいいコメント管理鉄子の育て方 DVD-BOX Vol.1 [ 小林涼子 ]価格:8272円(税込、送料無料) (2023/2/14時点)楽天で購入そんな、”かわいい”を絵にかいたような小林涼子さんですが、映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』では、轢き逃げを起こしてしまった主人公の婚約者役を務めています。主人公が務める大手ゼネコンの会長の娘で、そんな娘の心を射止めた主人公は、会社内で嫉妬や非難にさらされています。それまでも、見た目もかっこよくてスポーツも万能で、大手ゼネコンにも就職でき、会長の娘とも婚約・・・と、上手くいき過ぎな人生を歩んできた主人公。そんな時に起こしてしまう、交通事故・・・アナタならどうしますか当然ながら、警察に通報もせず、轢いた人の介抱もせず、なんてもってのほかなのですが、逃げることを選択してしまった主人公の行動は、誰しもが持つ「人間の弱さ」を見せてくれた、というか、改めて気づかされたような気がしました。そんな絶望の淵に立たされる主人公に寄り添うのが、小林涼子さん演じる婚約者です。(劇中で結婚して、妻になる)事故を起こしてしまった・・・人生終わった・・・映画の最後の最後まで、主人公は悲壮感に包まれているわけですが、そんな中の”救い”が、この会長の娘の存在でした。政略結婚みたいに、まわりには批判されまくりの結婚でしたが、当の本人たちは、本当に好きで結婚していて、特に会長の娘は、本当に主人公のことを愛していました。事故を知る前も、知った後も、主人公を好きな気持ちには変わりがなかった・・・それが、観ているコッチ側にも、とても”救い”になりました。特に、映画のラストシーン。あまり言ってしまうとネタバレになってしまうので控えますが、主人公を本当に愛していて、私にできることは何なのかと、苦悩し続けた会長の娘の涙には、グっとくるものがありました。そんな娘役を、小林涼子さんは見事に演じ切られています。そっと主人公に寄り添う感じや、”出過ぎない”感じとか、事故を起こした人の妻という立場で、自分はどう立ち振る舞わなければならないのか、という迷いや苦悩が、小林さんの演技から、ヒシヒシと伝わってきました。この役は、小林さんのハマり役だったのではないかと、私は思っています。可愛くて、でも雰囲気は柔らかくて、透明感があって、かといって、控えめ過ぎず、ちゃんと芯には意思を持っていそうな、”ちょうどよい可愛さ”を演じるのに、小林涼子さんはとてもぴったりだったように思います。語彙力が足りなくて上手く説明できないですけど・・・まだこの映画観てないよ!、これから観るよ!という方は、ぜひ小林涼子さんの演技にも注目していただいて、”救い”の存在の演技を、感じてみてください轢き逃げー最高の最悪な日ー [ 中山麻聖 ]価格:4228円(税込、送料無料) (2023/2/14時点)楽天で購入■映画『轢き逃げ 最高の最悪な日』公式サイト