【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Profile

hajime.D.29

hajime.D.29

Category

Favorite Blog

酔考録 じーん1974さん
Beer & Fo… シンヤ336さん
原因不明!初めての… tomo_mo514さん
石垣島ニコニコペー… paikaji48さん
あみすけママの美味… あみすけママさん
2006.08.20
XML
カテゴリ:

辻村深月『ぼくのメジャースプーン』を読む。

主人公は小学4年生の男の子。
あるとき学校で飼っていたうさぎが殺されてしまうという事件が起きる。

主人公の大切な幼馴染、
ふみちゃんはショックのあまり心の扉を閉ざし家に閉じこもってしまう。

笑わなくなってしまったふみちゃんのために、「不思議な力」を持つ主人公は立ち上がる。
うさぎ殺しの犯人に、罰を与えるために・・・


「特別な力」をどう使うのか。
正しい判断ってなんなのだろうか。

100%の答えなんてないテーマだし、書き方によっては鼻につきそうなテーマでもある。
「不思議な力」を使って罰すると言っても、主人公の描き方次第では「お前にそんな権利があるのか」ってことにもなってしまう。

けれどふみちゃんと主人公との交流や、主人公の真摯な心がいやみなく描かれていて、皮肉な気持ち抜きで読める物語に仕上がっていると思った。ついつい一息に読んでしまった。

主人公が犯人に対してどうするか、というのも正解はない問題で、
「この主人公の出した結論」「は」「こう」なのかとすんなり読めた。

すんなり読めてしまうくらいである。
衝撃のラストではないのだけれど、そこに到るまでが物語そのものというか・・・

衝撃のラスト!ではないところを含めてこの物語なんだなあと。思ったりしたのですが。

上手く説明できませんでしたね、はは。


ともあれ他の辻村本も読んでみたくなる一冊でした。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.09.13 19:05:33
コメント(0) | コメントを書く


PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Comments

 海のくまさん@ チン型取られちゃったw http://onaona.mogmog55.net/2yqalgs/ 俺…
 もじゃもじゃ君@ 短小ち○こに興奮しすぎ(ワラ 優子ちゃんたら急に人気無い所で車を停め…
 地蔵@ 驚きのショックプライスw コウちゃんがこないだ教えてくれたやつ、…
 アゲチン@ ありがとうな!!!! http://bite.bnpnstore.com/s6nynfa/ ア…
 旋風脚@ いそぎ中継す!!!! http://kuruma.koreikura.net/hzb31kq/ …

© Rakuten Group, Inc.