「GOODLUCK!!」と私(4)~第7・8・9話~
春の「GOODLUCK!!」感謝祭・第3夜。本日は7・8・9話の鑑賞会。♪ ラーイドンタイム 時よ走り出せ ♪この3話はどーしても一気にみてしまう。ラストのヒキが旨すぎる。次を見ずにはいられない。7話。グレートキャプテン山上に監査室長香田がダメだし。自分の師匠を切ろうとする、情け容赦ない香田に反発する元。だが、当の山上は、私情を交えず安全に対して厳しい姿勢を貫こうとする香田の気持ちを理解し、引退を決断する。山上から香田の過去を聞く元。香田が12年前からずっと、重い十字架を背負って飛んでいたことを知る。誰も見ていない場所でひっそりと師匠を見送る香田。(でも実は元も歩美ものり子も見ていた^^;)それに答える山上キャプテン。大人の男同士の無言の別れに、感銘を受ける元。この回は人物のアップが多い!元、目が綺麗。歩美、視線がイタイ。山上キャプテン、睫、なげえ。そして香田キャプテン・・・瞳が濡れっぱなしです(笑「泣き虫キャプテン」と呼ばせてもらってよかですか?香田が元を「だまれ!」と怒鳴りつけるところは圧巻!良くぞ言ってくれた!と心の中で拍手喝采。だってえ、元の横柄な態度・・・上司に対する態度じゃないよ^^;山上と香田のお別れのシーンはええなあ~台詞、ひとこともないんだよね。それがまたいい。解り合えた男と男の間には、余計な言葉はいらないのだ。ちなみにこの二人、「やまとなでしこ」の黒川教授と欧介の因縁の師弟コンビである。このキャスティング、偶然なのか?意図的なのか??8話。この回は女二人がスパークしてる。富樫のリ子が元に香田との過去を打ち明けるシーン。イイ。「好きだったな~」が「好きよ」に変化したその瞬間・・・彼女の中でスイッチが入った。この時から、のり子は真正面から香田にぶつかっていく。いままでのように、傷つくことをおそれてナナメに構えるのではなく、全身全霊である。・・・熱いぜ。男だけでなく、空の女も頑固で一途で熱いのね。@津嘉山キャプテンそしてついに!緒川歩美と香田の直接対決!歩美、言うな、それ以上言うな!アンタのまっすぐな目と口調はただでさえ怖いんだぞ(笑と、思わず香田ちゃんの肩を持ってしまったhakapyonであった・・・のり子は女を楯にぶつかってくるし、歩美は視線がケンカ腰だし^^;こりゃ流石の不動明王も形無しですな・・・この、スパークする女たちに火を着けたのは、なにをかくそう新海元なのである。彼流の、ぶっちゃけたサポートがあったからこそ、女たちは立ち上がった!そしてそれは廻り廻って香田がすき、じゃなくて香田一樹のキズを癒すことになるのだ。その前に元自身が傷ついちゃうんですけど・・・でもあの落ち方って・・・どうよ!?9話。男たちの思いが交錯する回である。冒頭からいきなり高須大尉@ローレライ 登場(笑丸メガネはどうした!キラーンと光らせろ!!浅倉大佐はいつの間に海軍から空軍へ転属なさったのですか?長さん、いい味だしてる・・・「仲間をかばうのはあたり前だろ」海の男は度量が広い。元、松葉杖でも走ってるよ!!しかも「速っ!!」@うららと加藤貴子がユニゾンで♪香田がラストフライト(になるであろうと思っている)を終えて、ひとりコクピットで操縦桿を握る場面。コクピットから離れがたい気持ちがひしひしと伝わってきた。元が窓越しにみた、操縦席へのお辞儀も・・・ちょっと涙腺緩みました。元が辞表を持って、空港を去り逝く香田を必死に松葉杖で追いかける。あの場面を引きの絵で撮った演出家、アッパレである。堤真一の立ち姿の綺麗さをわかった上での画だねアレは。香田ちゃん、アンタ背中が泣いてるぜ・・・二人の後ろを行き来する飛行機がまた助演男優?女優?賞並みの名演技である(笑hakapyonにはあの飛行機たちが元と同じように「キャプテン、いかないでー」「やめないでー」って香田ちゃんを引き止めているように感じられてならない。元の熱い説得に、辞表を破り捨てて去る香田。今までにみたことのないエモーショナルな表情だ。涙目で空を仰ぐ、元。この場面はいつみても鳥肌が立つ。最後のキャストロールの場面で、元のリハビリ風景を香田が覗きにくる。このときの香田の印象が今までと何か違う・・・と思ったらシャツが、白かったこの場面まではずっと、香田の私服はグレイが青系のシャツ。制服以外はダーク系のコーディネイトだったので、この場面の白襟がまぶしく感じられたのだ。ああ、やっと白を着られるようになったんだ。とhakapyonは思った。・・・香田キャプテンの止まっていた時間が、動きだした。