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カテゴリ:映画
ハッピーエンドに終ったので、私としては満足しています。
この話の最大のテーマは「誰かの為に」ではないかと思うのです。 「愛しき人の為に」 「友の為に」 「この大地に息づく種族の平和の為に」 終盤で、使命を果たした4人のホビットの前に、全ての参列者が跪いて頭を垂れました。 彼らを決して侮らずに、その功績を素直に認めることができたあの世界の人々は、これからきっと紆余曲折はあるもののしっかりとした社会を築いていくのではないでしょうか。 ともあれ、今回もサムが大活躍。 「俺には指輪は運べません。・・・でもフロド様を運ぶ事は出来ます!」 力無く地に倒れたフロドを励まし、その身体を抱え上げて火山を登る。 今回数多くあるサムの名シーンの中でも1,2を争うシーンだと思います。 対するフロドが不甲斐ない事と言ったらもう・・・。 指輪の影響が多々あるとはいえ、サムに対する数々の暴言、・・・よくまぁサムは我慢したものです。 きっと、この『中つ国』のことを真に考えていたのはサムの方でしょう。 「おまえには無理だ!」 などとフロドは叫んでおりましたが、サムの方が指輪に惑わされなかった可能性が高そうです。 なにせ、フロドは土壇場でも指輪を火口に投じる事が出来ませんでしたから。ゴラム乱入のハプニングが無ければ、きっと取り返しのつかないことになっていたでしょう。 ラストでもサムが主役であるかのような印象を受けます。 断言します。 「サムこそが、映画『ロード・オブ・ザ・リング』の主人公である」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/01/13 02:27:34 PM
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