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テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:映画
六本木しか上映していないので、めったに行かないロッポンギに行った。チケット売り場で初めてのプレミアスクリーンのチケットを購入。夫婦50割引の3倍のお値段で、ドリンク付き。リクライニングシートでミニテーブルに飲物を置いて、飲みながら映画を楽しめる豪華な席だった。ビールもソーサー付きのホットコーヒーもOKだった。
映像も紺碧、ベルリンフィルの音楽も重厚。よくぞ捉えたという映像ばかり。 エンペラー・ペンギンの着地の見事さ、3ヶ月間絶食して-50℃を超える寒さと風速45mに耐えてスクラムを組んで卵を足の上で温めているオスたちのけなげさに感動する。 ホッキョクグマの母子もアザラシの巣穴を掘ってみるものの、空振り。シロイルカを狙っていた別のクマも上手くは行かない。動物園のホッキョクグマの餌は保証されているが、暑くて狭い閉じた世界との落差が極端で、クマの人生もタイヘンだ。 動物園のノンビリお昼寝のアシカの姿からは想像もできなかった自然界での子どもアシカを襲うシャチの獰猛さ。執拗に6時間もコクジラの親子を追い、母と子を分けてしまってクジラの子どもを溺れさせ、舌と下あごだけ食べるだけという。白と黒の配色の美しいが獰猛さと頭の良さを持っているシャチに、人間は芸をさせてしまえるなんて。 無数のマアジの泳ぐ塊りを、下からは優れたハンターのキハダが襲い、空からは海に潜って海で飛ぶように泳ぐオニミズナギドリが追いかける。魚にとってはいつも危険な日々。 たぶん近い種類のオオミズナギドリは御蔵島で繋いであった哀れな姿を目にしたことがある。あの鳥も実は同様に海では逞しく活躍していたのか。 夕食にキハダマグロのお刺身をカルパッチョにして舌鼓を打つワタシが一番の獰猛な種族であった。 六本木ー六本木ヒルズ50F「スチームボーイ19世紀ロンドン展」ー根津ー藤屋ー家 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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