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テーマ:映画館で観た映画(8561)
カテゴリ:映画
出かけると、用事を済ませて夫婦で映画ということになる。今回も傘と大荷物を持って映画館に入った。
俳優さんの演技はもちろん卓越していたが、記憶が急に無くなってゆくのを映像で表現していたので、より引き込まれていった。いつもの人の顔、言っていること、場所が分からなくなってゆくことの見ている側の怖さ。でも幸い本人は困っていても恐怖とは思っていないことは救いでもある。 たぶんそういう風に病は進んでゆくのだろう。映画なので、もちろん美しく描かれている。若いお医者さんの「今できることをやる」という言葉が心に残る。「今できることをやる」と、きっとその蓄積が次の世代の知恵になる。 記憶の引き出しが多くなるほど、出してくるのに時間がかかる。消えてゆく記憶が多くなってゆくのならば、それはもう断然楽しい記憶をたくさん持っておこうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年05月14日 08時23分55秒
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