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カテゴリ:旅
システィーナ礼拝堂は本で何度も見ていたので、聖人たちが身近な存在に見えた。ミケランジェロは描きたいように描くことができたのだと思う。「最後の審判」もこの旅で大聖堂には必ずあったが、時代を抜け出て今でも斬新なのはミケランジェロ。
天井画の預言者たちがまた悩み深い顔で迫ってくる。エレミアもエゼキエルもずっと嘆いている。左右のモーゼとキリストの生涯も興味深く、聖書の有名な場面を探すことができた。あまり本に図が載せられていないので、残念だと思う。 ここでもノアの方舟を注目したが、ここだけ傷んでいて修復できない場所があったとか。目立たないような淡い灰色になっていた。エステル記も探したが、見つけられなかった。 ラファエロの「アテネの学堂」、署名の間は思ったより小さく、広角レンズではゆがんでしまった。目で見ても、本の写真のようにまっすぐには見えなかったのだけれど。色彩が美しく、もう少しじっとしていたかった。 ミケランジェロもラファエロもローマの光を通して見ることができて、感無量だった。まだまだ写真整理の作業や購入してきた本を眺めて、少しずつ脳で消化している途中である。 最後の写真はローマ法王の窓。上から2番目右から2番目の窓から祝福される。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月19日 11時04分12秒
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