発見日記

高齢のリョウシンのために、夕食のおかずを作って届けている。主に煮物2種類で、野菜と煮魚をと心がけている。

かみ切るのが難しいので、いつもより柔らかめにしている。魚の切り身を一口大に切って、しいたけと昆布で煮た。ほかにも手羽中をグリルで焼いて塩とレモンをかけたのも、聞いてみたら食べるというので、2本だけ持っていった。

翌日お礼の言葉とともに、手羽中はおじいちゃんが全部食べちゃってとハハが残念がっていた。ホネは苦手でとか、歯に自信がなさそうな言葉で、ついつい無難なメニューになってしまうが、いろいろ話した方が、メニューの幅も広がってゆけると思う。

そこに置いておけばいいからという言葉は、いくらワタシでもかなりやる気をそがれる。食事作りが継続できるかどうかは、やる気だけなんだから。義務と化したら、美味しいものなど作れない。

まぁ、年齢は人間をだんだんシンプルにしてゆくようで、明日は我が身なので、気をつけよう。