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カテゴリ:美術館・博物館
お盆はすいているだろうと、都美術館の「ルーヴル美術館展—地中海 四千年のものがたり—」を見に行くことにした。
podcastの「そんない美術の時間」を聞いて、都内美術館の混みようから、やはり先に1周して全体を把握してから、気になった作品をじっくり観るという方法に変えることにした。とはいっても階ごとにという方が理にかなうかも。 メインのアルテミスも美しいけれど、ローマ皇帝のアウグストゥスが良かったなぁ。一目でその人と分かるので、2000年経っても影響が大きい。8月も彼の名前であるし。 ハドリアヌス皇帝の像を見ると、本当に温泉好きだったのぉと思ってしまう。 エウロペの略奪をテーマにした作品が目についた。テーマに沿って作品が集められ、旅行がテーマの作品では1866年のサン・ピエトロ大聖堂と1870年のコロッセオの絵が、現代と比べて本当に荒涼としていて、読んで知ってはいたが、あのバチカンの前で牛が草を食べている風景は本当だった。 夫は前400年の墓碑:夫婦の別れの場面に感動したという。お互いに微笑みを交わしている。妻の笑みが若干大きいのはどういう意味かなぁと、また意地悪を言ってしまった。 時代も地域も広く、有名作家の作品というわけではないけれど、保存状態がよく、地図や年表も分かりやすく、十分に楽しめた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年08月14日 23時00分49秒
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